出版社内容情報
新個人主義の旗手が辿り着いた「タオイズム」とは? 自らに備わっているものを自然の力に任せて生きる、無理をせずに幸せな人生を送る方法を解説。
【著者紹介】
心理学博士
内容説明
聖書の次に世界中で最も多く翻訳されている究極の書!人生が変わる、81の導き。
目次
神秘は謎のままでよし
「二」と見えて「一」である生き方
賢者の治世
悠久無限を眺める
公平に、あくまで公平に
創造に与する生き方
自我(エゴ)を超える
水の流れのように生きる
謙虚の心得
区別の縛りを解く〔ほか〕
著者等紹介
ダイアー,ウエイン・W.[ダイアー,ウエインW.][Dyer,Wayne W.]
1940年生まれ。心理学博士。ウエイン州立大学で教育心理学の博士号を取得、ニューヨーク州のセント・ジョーンズ大学で准教授。自己啓発の分野で活躍する世界的に有名な著作家、講演家。30冊の著書のほか、多数のCDやビデオを創作する一方、テレビ・ラジオ番組の出演も数多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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出世八五郎
10
章毎に老子日本語訳と著者の解釈を記載。著者は白人である。キリスト教徒と思われるが、文中に著名人の名言を引用しており、中にスーフィーのジャラール・ウッディーン・ルーミーの言葉などを頻繁に引用されるので、思想全般に詳しいのだろう。それでも“神”という単語が何回も出てくるので違和感はあるが、解釈は参考になる。読了した本に加島祥造のタオがあるが時間が許せば、これと併行して一章一章比較読みしたかった。岩波老子でもよい。2020/02/11
モットヒカリヲ
4
81章にわたってタオの哲学を学べる。道徳経は漢字5000字から成り、その道徳経のおいしいところを凝縮してまとめられているのが本書。次は原典の道徳経を読むことにしよう。2013/02/01
Ryotaro Tsunekawa
2
前書きにも書いてあるが、あくまでもダイアー博士が考える道の実践方法の本。読むに従って、現実に実践可能なのかどんどん自信が無くなって行ったけれども、あとがきに著者もその道の途中だとあり、少しほっとした。確かに千里の道も一歩からというし(実はこれも「道徳経」(Tao Te Ching)の一説)。日本人にはなじみのある思想なのだけれど、道徳離れも耳にする昨今、むしろ興味が深い。ただし、本書は自己啓発系。老荘思想、道教の説くところはもう少し深いところに根がありそう。道徳経を漢文で見てみたい。2015/07/03
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