出版社内容情報
7度の倒産から再起した著者の壮絶な人生録。
全国チェーンのたこ焼き屋として成功しながら倒産を繰り返した経営者は何に気づいたのか? 人生で最も大切なことを綴った書。
貧しい家庭で生まれ育ち、家計を助けるためにマグロ漁船の船員に。貯めた資金を元手に露天のたこ焼き屋をはじめ、その後、百貨店の中でたこ焼きを売る商売を開発したら大当たり。昭和38年、弱冠26歳で、全国28店舗、従業員180人の大型チェーンに育てあげる。
▼ところが、好事魔多し。酒と女に溺れ、素人なのにクラブ経営に手を出したため、3億8000万円の負債を抱え、倒産。
▼その後、さまざまな事業に手を染めるも、7回もの倒産を繰り返し、最後は一家で夜逃げするはめに。前途が見えないなか、駅で拾った新聞のコラムに生きる希望を見出し、独学で一から商売の原則や人間として正しい生き方などを学び、心を入れ換え、再びたこ焼き屋を開店。いまでは過去の負債をすべて返済し、慈善事業に寄付できるまでに。▲著者はなぜ再起できたのか。何が心の支えとなったのか。波乱万丈の過去を振り返りつつ、人生でもっとも大切なことを綴った感動の物語。
●まえがき
●第一章 赤貧洗うがごとしの少年時代
●第二章 日本一の実業家を目指した青年時代
●第三章 転落人生の始まり
●第四章 「死神」と「貧乏神」との共同生活
●第五章 一から徹底的に勉強し直す
●第六章 再起への道のり、いまだ遠し
●第七章 ついに八回目の事業に挑戦!
●人生艶露
●あとがき
内容説明
たこ焼きで財を成したのに、なぜ借金地獄に苦しんだのか?一家で夜逃げまでしたのに、なぜ蘇ることができたのか?人生でもっとも大切なことを綴った感動の七転八起物語。
目次
第1章 赤貧洗うがごとしの少年時代
第2章 日本一の実業家を目指した青年時代
第3章 転落人生の始まり
第4章 「死神」と「貧乏神」との共同生活
第5章 一から徹底的に勉強し直す
第6章 再起への道のり、いまだ遠し
第7章 ついに八回目の事業に挑戦!
著者等紹介
塩崎凱也[シオザキヨシナリ]
1937年(昭和12年)名古屋生まれ。56年、たこ焼きの露天商を開業。61年、静岡県沼津市のデパートに出店。62年、東京のデパートに進出し大盛況。64年、店舗数が全国で28に達する。この間、サパークラブの経営に乗り出すも倒産。72年、業績悪化で本業が倒産。以降、事業を興しては倒産を繰り返す。80年、和菓子店の経営に失敗(7回目の倒産)して一家で夜逃げ。83年、債権者の支援で再起し、たこ焼きを再開。91年、(株)エス・ティー・ジー・大阪虎屋を設立。数億円の借金を全額返済する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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