脳は利他的にふるまいたがる―報酬と行動のナゾを解く脳科学

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569775296
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0095

出版社内容情報

脳を通して、人の意思決定について考える。

切符売り場で困っている人がいたらあなたは助けますか? 脳科学の最新の研究結果を交えながら、人間の意思決定の仕組みについて考える。

今日の昼は、何を食べようか。

▼この人と結婚しようかどうしようか…。

▼日常の瑣末な事から、人生を左右する重大な事まで、私たちは日々、何かを決断しながら生きている。

▼人がその行動を決める時、そこには打算が働くのか、それとも使命感に動かされるのか、はたまた諦観によるものなのか。

▼一人の人間の中で、相反する価値観やさまざまな葛藤が渦巻きながらも、脳は人間らしいふるまいへと私たちを導いていく。



▼最新の脳科学の研究と臨床の現場から見えてきた、複雑な社会を生きるために人間の脳が獲得してきた「意思決定」の仕組みについて、読み解いていく。

●まえがき 
●第一章 価値観の混乱の時代? 
●第二章 報酬が行動を決める 
●第三章 社会、この複雑なもの 
●第四章 他者の心を予測する 
●第五章 誰のために 
●第六章 体が勝手にそうする 
●第七章 そうすべきだからそうする 
●第八章 死を思うこと 
●第九章 異なる「価値」の葛藤 
●第十章 あとがき 

内容説明

最新の脳研究と臨床から見えてきたこと―人に喜ばれるのは、なんだか嬉しい。

目次

第1章 価値観の混乱の時代?
第2章 報酬が行動を決める
第3章 社会、この複雑なもの
第4章 他者の心を予測する
第5章 誰のために
第6章 身体が勝手にそうする
第7章 そうすべきだからそうする
第8章 死を思うこと
第9章 異なる「価値」の葛藤

著者等紹介

村井俊哉[ムライトシヤ]
1966年大阪府生まれ。京都大学大学院医学研究科修了。医学博士。専門は臨床精神医学一般、行動神経学、高次脳機能障害の臨床。マックス・プランク認知神経科学研究所、京都大学医学部附属病院助手などを経て、京都大学大学院医学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tatsuya.m

0
人が利他的に振舞ったり、利己的に振舞ったりという行動の動機とは、ということを細かく解明というよりも著者も言っておられるように大きな風呂敷を広げたように広々と解説、紹介しているような内容でした。2015/07/01

okatake

0
村井さんの著作続き。これは、前著と異なり一般書として書かれています。謙信と信長の「義」の違いから始まり、報酬など単純なものから複雑なものへ、社会で生きる私たちの行動を解き明かしてくれています。私としては、前著の方が頭に入りやすく感じました。2014/12/13

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