出版社内容情報
脳を通して、人の意思決定について考える。
切符売り場で困っている人がいたらあなたは助けますか? 脳科学の最新の研究結果を交えながら、人間の意思決定の仕組みについて考える。
今日の昼は、何を食べようか。
▼この人と結婚しようかどうしようか…。
▼日常の瑣末な事から、人生を左右する重大な事まで、私たちは日々、何かを決断しながら生きている。
▼人がその行動を決める時、そこには打算が働くのか、それとも使命感に動かされるのか、はたまた諦観によるものなのか。
▼一人の人間の中で、相反する価値観やさまざまな葛藤が渦巻きながらも、脳は人間らしいふるまいへと私たちを導いていく。
▼
▼最新の脳科学の研究と臨床の現場から見えてきた、複雑な社会を生きるために人間の脳が獲得してきた「意思決定」の仕組みについて、読み解いていく。
●まえがき
●第一章 価値観の混乱の時代?
●第二章 報酬が行動を決める
●第三章 社会、この複雑なもの
●第四章 他者の心を予測する
●第五章 誰のために
●第六章 体が勝手にそうする
●第七章 そうすべきだからそうする
●第八章 死を思うこと
●第九章 異なる「価値」の葛藤
●第十章 あとがき
内容説明
最新の脳研究と臨床から見えてきたこと―人に喜ばれるのは、なんだか嬉しい。
目次
第1章 価値観の混乱の時代?
第2章 報酬が行動を決める
第3章 社会、この複雑なもの
第4章 他者の心を予測する
第5章 誰のために
第6章 身体が勝手にそうする
第7章 そうすべきだからそうする
第8章 死を思うこと
第9章 異なる「価値」の葛藤
著者等紹介
村井俊哉[ムライトシヤ]
1966年大阪府生まれ。京都大学大学院医学研究科修了。医学博士。専門は臨床精神医学一般、行動神経学、高次脳機能障害の臨床。マックス・プランク認知神経科学研究所、京都大学医学部附属病院助手などを経て、京都大学大学院医学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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