競争力の原点―「体格」ではなく「体質」で戦う経営

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  • サイズ B6判/ページ数 193p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569774602
  • NDC分類 335.04
  • Cコード C0034

出版社内容情報

日本企業が外国企業に勝つための方策とは。

日本企業再生への答えは「外」ではなく「内」にある! 「Dream Big」「Think Small」「Act Big」というキーワードとともに、具体的な実践例を説く。

リーマン・ショック後の日本が中核に据えるべきパラダイムとは何か。それは、世界に冠たる「体質」を誇る国、企業をめざす――ということである。日本には、たとえ規模やパワーという「体格」で劣っていても、「体質」という新たな切り口で十分に戦うことができるだけの潜在力が備わっている。

▼日本企業が「体質」を誇る存在となるためには、何をすべきなのか。その答えの核心部分は、「日本がこれまで大切にしてきたことを取り戻す」こと、すなわち「原点回帰」にある。自分たちがこれまでやってきたことを否定するのではなく、それらをいま一度吟味し、そこに活路を見出す。答えを安易に「外」に求めるのではなく、自らの「内」に求めてみるのだ。

▼「Dream Big」「Think Small」「Act Big」という3つのキーワードを掲げ、具体的な実践例を数多く紹介しながら、いまこそ日本企業が再構築すべき「競争力」の本質について論及する。

●序章 「体質」経営への転換 
●第一章 日本企業はいかに戦うべきか 
●第二章 「究める」経営の実践 
●第三章 「三現主義」に回帰せよ 
●第四章 ミドルの復権 
●第五章 顧客密着力を高めよ 
●第六章 「プレミアム立国」をめざせ 
●あとがき ――日本という「個性」を活かす

内容説明

日本企業再生への答えは「外」ではなく「内」にある!Dream Big/Think Small/Act Bigというキーワードとともに、具体的な実践例を説く。

目次

序章 「体質」経営への転換
第1章 日本企業はいかに戦うべきか
第2章 「究める」経営の実践
第3章 「三現主義」に回帰せよ
第4章 ミドルの復権
第5章 顧客密着力を高めよ
第6章 「プレミアム立国」をめざせ
あとがき―日本という「個性」を活かす

著者等紹介

遠藤功[エンドウイサオ]
早稲田大学ビジネススクール教授。株式会社ローランド・ベルガー会長。早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機株式会社、米系戦略コンサルティング会社を経て、現職。早稲田大学ビジネススクールのMBA/MOTプログラムディレクターとしてビジネススクール運営を統轄。また、欧州系最大の戦略コンサルティング・ファームであるローランド・ベルガーの日本法人会長として経営コンサルティングにも従事し、高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばなな

1
「見える化」のインパクトが強かったせいか、よしこの点が日本企業の改めるべき点だ!との強調が薄かったような・・でも個性を生かす点には納得。今の成長企業は個性がありますから。2010/01/03

mikiyakoba

0
競争力の原点は、自発的で一家的な現場力にあることをいろいろな観点から検証している。 あとがきに「井の中の蛙大海を知らず」に続くことばが紹介されており、非常に感銘した。そのことばとは、「井の中の蛙大海を知らず、されど、天空を知る」。  「井の中の蛙大海を知らず」であっても、「ものごとの深さをしる」ことが出来れば、日本は再度、復活することが出来るのではないだろうか?2013/12/09

デューク

0
日本企業復活のために何をすべきか。サブタイトルに「体格ではなく、体質で戦う経営」とあうように、新興国の企業と同じ戦略では戦えない。むしろ旧来からの「三現主義」、「御用聞き営業」などの凡事を徹底して行うことこそが、真の競争力につながる。それこそが、タイトルの「競争力の原点」になる。豊富な事例により、「当たり前」を取り戻すことの重要さを解いた本。うちの会社の事例も載っとるでー。2012/08/21

ダージリン

0
日本社会全体に言えることだが、嘗てのパワーが無くなってきているのは歴然とした事実。だが日本人らしさを活かせばまだまだ勝負出来るはずだ。2011/07/31

夢仙人

0
リスペクトする遠藤さんの本。日本的経営の良さを思い出し、取り戻すことにより現在の世界の中での競争を戦えことができるとの議論。参考になった。2010/02/02

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