出版社内容情報
人生そして仕事とは何か。厳しい現実と向き合いつつ、「喜び」を持って生きるうえで必要なこととは……。若きビジネスマンに贈る講話録。
まあ、簡単にいうと、みんなに愛されることですね――これはある外国の経営者が、ビジネスパーソンの最重要責務とは何かと尋ね、それに松下が答えた言葉である。このような松下が人生や仕事さらにはみずからの人間観について、とくに思いを込め力強く語った講話を、PHP総合研究所所蔵の3000本に及ぶ講話・講演テープ速記録の中から厳選し、その要点を纏めたのが本書である。若手社員、大学生に話したものもあり、多くのビジネスパーソンがつねに意識しておきたい、ベーシックな事項を取りそろえ、仕上げることを心がけた。◎人事を尽くして天命に従う ◎咲く花はみな違う ◎事なかれ主義では発展しない ◎感謝と怖さを知らなくてはいけない ◎人間の値うち ◎若さは尊さである ◎あなたの「仕事」は死んでいないか ◎説得力を高める努力をしているか ◎「社会人」の意味を理解しているか、ほか計41項目に、松下が、人間・人生・仕事に託した想いが浮かび上がる。
●序にかえて
●
[I部]人間として成長するために知っておいてほしいこと
●
[II部]人生で成功するために知っておいてほしいこと
●
[III部]仕事で成功するために知っておいてほしいこと
内容説明
あくせくせずに悠々と自分の運命に従って進んでいくその生涯は強く正しく幸福なものである―ほんとうの成功とはなにか―厳しい現実と向かい合うための心の羅針盤。
目次
1部 人間として成長するために知っておいてほしいこと(人事を尽くして天命に従う;自分の運命を生かすことが幸せにつながる;咲く花はみな違う ほか)
2部 人生で成功するために知っておいてほしいこと(人はみな「人生」の主人公;人の才能を伸ばす努力;手を合わせて拝むような気分 ほか)
3部 仕事で成功するために知っておいてほしいこと(仕事をみつける努力をしているか;あなたの「仕事」は死んでいないか;「愛される会社」にしているか ほか)
著者等紹介
松下幸之助[マツシタコウノスケ]
パナソニック(旧松下電器)グループ創業者、PHP研究所創設者。明治27(1894)年、和歌山県に生まれる。9歳で単身大阪に出、火鉢店、自転車店に奉公ののち、大阪電灯(株)に勤務。大正7(1918)年、23歳で松下電器を創業。昭和21(1946)年には、「Peace and Happiness through Prosperity=繁栄によって平和と幸福を」のスローガンを掲げてPHP研究所を創設。平成元(1989)年に94歳で没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Atsushi Saito
さと
takaC
紅香
maimai
-
- 和書
- 彩鳳の夢 研文選書