おじさんの畑は、今日もにぎやか。―私がみつけた都会の片隅の小さな農家

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569774428
  • NDC分類 610.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

都会の片隅でみつけた小さな農家のいとなみ。

都会の片隅で、畑をしている「おじさん」。毎日、こつこつと耕し、蒔き、育て、収穫され、また耕される畑、おじさんの畑は輝いている。

娘と一緒に保育園に登園する途中でみつけた「おじさんの畑」。5分も歩けば高層ビルのたち並ぶオフィス街なのに、駅のこちら側には、まだ緑の残る住宅街が広がっている。住宅地を抜け、神社の境内を通り抜けて出る高台の開けた場所に「おじさんの畑」はある。

▼毎日、こつこつと耕し、蒔き、育て、収穫され、また耕される畑。次々と見事に実る作物、季節ごとに花が咲き、虫が集まり、近所の人が訪れる。何十年も、ずっと繰り返されてきた畑の日常。そこには、私たちが忘れかけていた豊かな時間があった。

▼イラストレーター・さげさかのりこが5年にわたって追いかけ続けた、おじさんの畑仕事と畑の様子をカラー写真満載でつづる。都会の片隅でキラリと輝く、おじさんの畑は、今日も静かににぎやかだ。                                                         

●はじめに 
●六月 ――魔法の小屋/うぶげ/今日の収穫分/じゃがいもの収穫/みつばちお仕事中 
●七月 ――ジャングルのウナギ/桜の木陰にて/おばさん、はじめまして/根粒菌/ふれあい広場/おひさま/らっきょうの皮剥き 
●八月 ――頭の中の地図/胡麻畑/シャバの風/お留守/今日から秋 
●九月 ――種ありぶどう/お天気次第/急ぐ作物/種の箱 
●十月 ――土作り/風邪/十五夜/植木職人/ほうれん草の種蒔き 
●十一月 ――落ち葉箱/玉ねぎ 
●十二月 ――荒神さま/落ち葉のプール/森へ/八百屋さん 
●一月 ――凍る畑/穴/おじさんとたき火 
●二月 ――雪の日/昔々 
●三月 ――じゃがいも/根三つ葉・接ぎ木 
●四月 ――夏野菜の準備/山椒の佃煮/始まっている 
●五月 ――夏野菜の植え付け/夏野菜 続々/麦わら帽子と空豆/夏野菜たち 
●おじさんと一緒 ――白侘助の挿し木 
●おわりに 

内容説明

次々と見事に実る作物、季節ごとに花が咲き、虫が集まり、近所の人が訪れる。何十年も、ずっと繰り返されてきた畑の時間。そこには、忘れかけていた豊かな時間があった。

目次

魔法の小屋
うぶげ
今日の収穫分
じゃがいもの収穫
みつばちお仕事中
ジャングルのウナギ
桜の木陰にて
おばさん、はじめまして
根粒菌
ふれあい広場〔ほか〕

著者等紹介

さげさかのりこ[サゲサカノリコ]
1963年静岡県生まれ。筑波大学芸術専門学群視覚伝達デザイン卒業。中森デザイン事務所退社後、フリーランスのイラストレーターとして、広告、雑誌、書籍で活躍ほか、「考える人」(新潮社)誌上でエッセイ「娘と私」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kiho

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おじさんと畑…それを見つめ続けるさげさかさん、ほど良い距離感と、移りゆく畑の表情がとても印象的☆見逃されがちな風景と折々の時間の流れが、こうして1冊になったことが、なんだかステキだ♪2012/09/20

ダーナ@ランニング

0
あたしにもあるちいさな畑の思い出が蘇ってきた。いい本。2011/05/27

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