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出版社内容情報
首都高を撤去して美しい東京を蘇らせる提言書。
1964年のオリンピックに合わせてつくった首都高はもうお役御免! 美しい川の街だった東京を取り戻せ! 首都高なき東京の姿とは?
昔、東京はヴェネツィアに負けない水の都だった。
▼昔、数寄屋橋は外堀を跨いだ石造りのめがね橋だった。
▼昔、築地の三十間堀川には船上レストランがあり、格別の情緒があった。
▼しかし、高度成長に伴い、東京の堀川はどんどん埋め立てられ、頭上には首都高が縦横に走るようになった。とくに首都高の都心環状線は1964年の東京オリンピックに間に合わせるべく、東京の景観を犠牲にしてつくられたものだった。
▼そこで、あえて著者は提案する。この際、首都高を撤去して、かつてあった水路・水辺を復活させ、東京をビューティフルな街に甦らせよう、と。
▼それは、1970年に名コピー「モーレツからビューティフルへ」を発出して、時代の増長する空気に鋭く転換を迫った著者が、40年の時を経て、いま百年に一度の不景気に消沈する社会に活を入れる提言でもある。そのプロジェクトの経済効果は計り知れないし、国民に夢を与えることも間違いない。
●はじめに
●夢・1 都心首都高が引退
●夢・2 水路・水辺が復活
●夢百まで ひとり言+ひとり想いの新水辺八景
●座談会 2016年東京はこれで決まり! T~都心首都高引退で美しい都づくりへ進み出す(藤岡和賀夫/大宅映子/新井 満)
●資料
内容説明
国民こぞって高度経済成長を謳歌していた1970年、各コピー「モーレツからビューティフルへ」を発出して時代の増長する空気に鋭く転換を迫った作者が40年の時を経て、いま百年に一度の不景気に消沈する社会にあえて提言する。「私には夢がある」それは経済に終わらないビューティフルな夢だ。
目次
夢・1 都心首都高が引退
夢・2 水路・水辺が復活
夢百まで ひとり言+―ひとり想いの新水辺八景
座談会 2016年東京はこれで決まり!―都心首都高引退で美しい都づくりへ進み出す
資料
著者等紹介
藤岡和賀夫[フジオカワカオ]
プロデューサー。兵庫県生まれ。3歳から東京。東京大学法学部卒。(株)電通入社後、PR局長などを経て、1987年よりフリープロデューサー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。