世界の地獄と極楽がわかる本

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569773841
  • NDC分類 165
  • Cコード C0014

出版社内容情報

人々は死後の世界をどう捉えていたのか?

世界の人々は死後の世界、理想郷をどのようにイメージしていたのか。宗教別、地域文化別の地獄と極楽をわかりやすく解説する。

白いバラの花びらが指定席、まばゆいばかりに輝くキリスト教の天国。

▼刑期は1兆6425億日、仏教の地獄は拷問が果てしなく続く。

▼悪酔いしない酒とおいしい果物が飲み放題食べ放題のイスラム教の天国。

▼古代エジプト人は、いま生きている世界そのものを極楽だと思っていた……。



▼こんなにも多様な死後の世界を、古代日本・古代メソポタミア・古代エジプト・古代インド・古代中国・ゾロアスター教・古代ギリシャ・古代ユダヤ・キリスト教・イスラム教・仏教と、文明別・宗教別にわかりやすく紹介。

▼世界中の地獄と天国が、見てきたかのようにわかります。

●第一章 人間はどこから来てどこへ行くのか 
●第二章 世界の地獄と極楽 
●第三章 仏教における地獄と極楽 
●おわりに 
●参考文献

内容説明

死後の世界はこんなにも多様だ!白いバラの花びらが指定席、まばゆいばかりに輝くキリスト教の天国刑期は1兆6425億日、仏教の地獄は拷問が果てしなく続く。各宗教、古代文明の他界観をわかりやすく紹介。

目次

第1章 人間はどこから来てどこへ行くのか(他界とはなにか;人間が持つ「世界観」;宗教は神話と世界観を持っている ほか)
第2章 世界の地獄と極楽(古代人の他界観;霊魂と肉体;アニミズムの誕生 ほか)
第3章 仏教における地獄と極楽(仏教誕生の土壌;アジア各地に広まった仏教;仏教の宇宙観 ほか)

著者等紹介

田中治郎[タナカジロウ]
1946年、宮城県出身。文筆家。日本ペンクラブ会員。横浜市立大学卒業後、出版社に勤務して主に児童書、仏教書の編集に携わり、現在は、仏教書、エッセイなどの執筆や講演活動にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kanaoka 57

5
単なる雑学本かと思いきや、それなりの深さに感銘。人間は世界の構造を把握し、世界観を築き、その秩序の中で生きる。それが無ければ全てはカオスと化す。古来、世界観の重要テーマは、神話であり、死後の世界であった。現世の価値観は他界観により規定される。 原始社会から、農業、都市化へと社会構造が階層化すると、他界においても天国と地獄の分化、差別的階層構造化が進む。2016/07/09

Humbaba

4
地獄と極楽.この概念自体は様々な宗教や文化で共通して存在している.しかし,ではその実態がどのようなものであるのかということについては,それほど一致しているということはない.2012/05/05

ひ※ろ

0
★★★☆☆2021/07/04

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