出版社内容情報
二千人を葬送したお坊さんがわかったこと。
死んだら終わり、と思ったら大間違い! 二千余命を葬送したお坊さんはある日、すごい体験をした。本当の供養や生き方がわかる!
「成仏するんでしょうか?」
▼その一言が、心に深く突き刺さりました。――まえがきより
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▼遺族から受けたその質問に、確信を持って答えられず、言葉を濁してしまったことを激しく悔やんだ著者は、それから10年以上かけて故人の霊魂を感じ取るべく訓練に励む。
▼その間執り行った葬儀の数は、実に二千四十六件にのぼる。
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▼本書では、遺族に「よくそこまでわかりましたね」と言われるほどに故人のことがわかるようになった著者が、怒った故人・呆然とする故人・すっきりとした故人など、様々な「故人」との出会いを明かし、そこからわかった「死んだらどうなるのか」、「本当の供養とは何か」「今をどのように生きれればいいのか」を教えてくれる。
●◎まえがき
●第1章 霊はたしかに実在する
●第2章 霊を実感したさまざまな葬儀の体験
●第3章 なんのために葬儀と法要を行うのか
●第4章 大切な日々の心、日常の生き方
●第5章 葬儀における霊的体験こぼれ話
●◎あとがき
内容説明
故人の死後まで見守るのが、僧侶の役目です。自分のお葬式を見て、驚く故人、怒る故人、すっきりしている故人…時には遺族でさえ知らなかった話も。故人の霊魂を感じられるお坊さんの体験談。
目次
第1章 霊はたしかに実在する(二千件を越す葬儀によって、死者の霊を実感する;霊が“わかる”とはどういうことか ほか)
第2章 霊を実感したさまざまな葬儀の体験(二千件の葬儀を行ってきたのは、霊の探求のため;「成仏しますか?」という問いに答えられなかった ほか)
第3章 なんのために葬儀と法要を行うのか(死んだ直後、ほとんどの人は自分が死んだことがわかっていない;葬儀の本質は、「本人」に死んだことを悟らせることにある ほか)
第4章 大切な日々の心、日常の生き方(死んでも変わらないからこそ、いまを大切に生きる;相手を害しない生き方をする ほか)
第5章 葬儀における霊的体験こぼれ話(成仏とは、人でなくなること;平均寿命は八十歳ってほんとうだろうか ほか)
著者等紹介
大島祥明[オオシマショウメイ]
昭和19(1944)年、大阪市中央区大念寺に生まれる。東平小学校、上町中学校、高津高等学校卒業。佛教大学卒業、同大学大学院修了、文学修士。慶應義塾大学大学院東洋史聴講。大念寺副住職、浄土宗嘱託勤務、四天王寺学園非常勤講師などを歴任。現・浄土宗僧侶、大念寺(千葉県)住職、僧正(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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