出版社内容情報
新しい価値観で「はたらく」人々との対話録。
虚構の経済が崩壊し、生き方が激変した。そんな時代に新しい価値観で「はたらく」16人をインタビュー、はたらくことの本質を探る。
「生きること」と「はたらくこと」は不可分だ。そして今、虚構の経済が崩壊し、生き方が激変しようとしている。当然、人々の関心は「はたらき方」にも集まる。
▼自分の仕事を効率化させる仕事術の本が売れる一方で、「夢をかなえる」本、農業や猟師の本がベストセラーになっている。そう、多くの人々が、生き方に迷っているのだ。そして新しいはたらき方の事例が求められている。
▼そこで、本書では、一風変わったはたらき方をし、懸命に、かつ楽しんで生きている人々を紹介。激動の時代を生きつづけ、はたらき通してきた浜野安宏が、新しい価値観で「はたらく」16人をインタビュー、はたらくことの本質を探る。
●まえがき
●「手」にたくし生業を拓く靴のつくり手 ――勝見 茂
●塩で農業を変える農商人 ――長崎 智
●王道を捨て、草むらに入った美容師 ――茂木正行
●ロックのように手が動く、現代の壁画師 ――木村英輝
●戦国時代の男を蘇らせる多彩な帯屋 ――山口源兵衛
●革新を伝統にする和紙アーティスト ――堀木エリ子
●多様にはたらく北の漁師 ――湊屋 稔
●時代のアンテナであり続けるスタイリスト ――高橋靖子
●店の前に座り、街を見つめる料理人 ――入部隆司
●デリケート&センシティブ 手料理創作人 ――渡辺康啓
●「あそび」が起点で人々を繋ぐNPOのエンジン ――佐藤雄一
●釣り極道が自分の考えを売る、フィッシングクリエイター ――杉坂研治
●里山で「今」をはたらくエッセイスト ――玉村豊男
●オーガニックな共感が人を呼ぶ自然食品店経営者 ――新井博子
●築地で自然を説く野菜伝道師 ――内田 悟
●妄想がキャラクターを育てるフィギュアクリエイター ――高木綾子
●あとがき
目次
「手」にたくし生業を拓く靴のつくり手―勝見茂
塩で農業を変える農商人―長崎智
王道を捨て、草むらに入った美容師―茂木正行
ロックのように手が動く、現代の壁画師―木村英輝
戦国時代の男を蘇らせる多彩な帯屋―山口源兵衛
革新を伝統にする和紙アーティスト―堀木エリ子
多様にはたらく北の漁師―湊屋稔
時代のアンテナであり続けるスタイリスト―高橋靖子
店の前に座り、街を見つめる料理人―入部隆司
デリケート&センシティブ手料理創作人―渡辺康啓〔ほか〕
著者等紹介
浜野安宏[ハマノヤスヒロ]
ライフスタイル・プロデューサー。1941年、京都に生まれる。株式会社浜野総合研究所代表取締役社長。多摩美術大学客員教授。青山学院大学非常勤講師。中国人民大学名誉教授。特定非営利活動法人渋谷・青山景観整備機構専務理事。FROM‐1st、東急ハンズ、AXIS、渋谷QFRONT、Q‐AX、青山AOを総合プロデュース・商業コンサルタント、多数プロデュース。神戸ファッションタウン、横浜みなとみらい都市デザイン委員など多数の公的活動も歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。