出版社内容情報
現代の部下指導の基本をわかりやすく解説。
部下が自立的に仕事をこなし、成長していけるためにはどうしたらよいか。日頃のOJTで上司が心がけるべき基本をわかりやすく解説。
今日、組織と個人の関係は大きく様変わりしてきた。一人ひとりが自立してこそ仕事で大きな力を発揮できる時代になり、いかにしてそうした人材を作り上げるか、そのための「自立・成長・巣立ち」のバックアップをどのようにしていくかが、企業内教育の主要な課題になったのである。
▼その中で、OJTのあり方も「一方通行」の知識伝達から「双方向」へと変わってきた。すなわち、上司と部下が互いに教え、教えられながら共に成長していくという「相互啓発」である。
▼本書はこうした流れを踏まえ、上司として日頃どのような指導をしたらよいか、効果的なOJTの手法とは何かを解説したものである。特に、実際に現場で起こったさまざまな問題を網羅した生々しい体験談が多数掲載され、実践に即した事例で学ぶことができる。「やる気のある部下を育てたい」と願うすべての上司にとって、常に座右において使いたい基本的なテキストといえる一冊である。
●まえがき
●第1章
[Q&A]管理・監督者の日常の管理行動
●第2章
[事例研究]多面的なOJTの展開 ◎職場で見受けられる検討課題 ◎【事例研究】体験談で学ぶOJT
内容説明
今日、組織と個人の関係は大きく変わってきた。一人ひとりが自立してこそ仕事で大きな力を発揮できる時代になり、いかにしてそうした人材を作り上げるか、そのための「自立・成長・巣立ち」のバックアップをどのようにしていくかが、企業内教育の主要な課題となった。そこで本書では、いまのOJTの主流である「相互啓発」の概念を基軸に、その具体的な方法を解説。実際に現場で起こった問題を網羅した体験談とQ&Aをまじえ、実践ですぐに役立つ一冊。
目次
第1章 Q&A 管理・監督者の日常の管理行動(日常業務の遂行;権限の委譲と人材の育成;OJTについての正しい理解;部下を理解するためのコミュニケーション;意欲・ヤル気の喚起;管理とOJT、リーダーシップの関係)
第2章 事例研究 多面的なOJTの展開(日常の勤務態度に問題がある;部下本人の個人的な資質に問題がある;周囲の人の仕事に支障を及ぼしている;本人が周囲の人から見放されている;周囲の人との人間関係がうまくいかない;本人の私生活が職場にマイナスの影響を与えている;上司が反省し改めるべきこと;見習うべき指導・育成のやり方)
著者等紹介
寺澤弘忠[テラサワヒロタダ]
1938年、名古屋市に生まれる。1962年、中央大学経済学部卒業、秩父セメント株式会社入社(現:太平洋セメント)、同社工場総務部、本社社長室、人事部に勤務。1980年、秩父セメント株式会社の教育研修部門である株式会社総研コンサルタントに出向(常務取締役)。1995年、秩父小野田株式会社人事部兼務(マネジメントスクール校長、教育研修担当部長)を経て、秩父小野田株式会社の関係会社、株式会社クレオに出向(取締役教育事業本部担当)。1998年、寺澤オフィス設立。現在、寺澤オフィス所長、日本経営診断学会会員
寺澤典子[テラサワノリコ]
1941年、埼玉県秩父郡長瀞町に生まれる。1960年、埼玉県立熊谷女子高等学校卒業、株式会社埼玉銀行入社(現:埼玉りそな銀行)、皆野支店、秩父支店に勤務。1964年、富士製鉄株式会社入社(現:新日本製鉄)、本社総務部機械計算課に勤務、1966年同社退社。1980年、この年以降、企業内教育研修指導講師の夫の仕事を全面的に補佐し、1998年の寺澤オフィス設立後は秘書として共に仕事を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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なおみ703♪