出版社内容情報
ニーチェ、ソクラテス、デカルト、プラトン……。理解しにくいと敬遠しがちな、哲学者の考えを100項目厳選し、わかりやすく解説。
●まえがき
●第一章 哲学と人間
●第二章 生きること、善く生きること
●第三章 愛の喜び、愛の力
●第四章 美しくあるために
●第五章 幸福とは
●第六章 自然と宇宙
●第七章 国、世界、経済、社会
●第八章 善悪の彼岸
●第九章 遊びの楽しさ
●第十章 苦しみと悲しみの夜のために
●あとがき
●参考文献
内容説明
ソクラテス、プラトン、ルソー、ニーチェ…。幾世紀を経て現在、さらに未来へも生き続ける言葉100を厳選。わかりやすい解説で、哲学を理解する。
目次
第1章 哲学と人間
第2章 生きること、善く生きること
第3章 愛の喜び、愛の力
第4章 美しくあるために
第5章 幸福とは
第6章 自然と宇宙
第7章 国、世界、経済、社会
第8章 善悪の彼岸
第9章 遊びの楽しさ
第10章 苦しみと悲しみの夜のために
著者等紹介
稲垣真美[イナガキマサミ]
1926年京都生まれ、東京大学哲学系大学院美学専攻課程修了、プラトンを専攻。元学習院女子短大、佛教大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きぬりん
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哲学者の名言を10のテーマに分類して紹介。ただし、含蓄ありげな名言をただただ列挙したり、それに手前勝手な人生訓的解釈を施したりするのではなく、当該哲学者の伝記や思想内容を簡潔に紹介する中で、その名言の意味するところを開陳するというスタイル。ところどころ誤った記述も散見されるのが残念だが、単なる名言集よりは読み応えがある印象。ホイジンガやカイヨワだけでなく、シラーや梁塵秘抄なども取り上げている「遊びの楽しさ」というテーマが、他の名言集には見受けられない本書の出色と言えようか。2023/07/09