出版社内容情報
絵本に書き込むコミュニケーションツール。
広島の医療関係者が開発した、親子がお互いの思いを書き込むことで、心と心がつながる不思議な絵本。
本書の原点は、広島の医師、看護師などのグループが、ガンで突然の入院・治療を余儀なくされた親と子どものコミュニケーションツールとして2008年12月に発刊された。
▼中身は、さまざまな質問に対して親子がそれぞれ書き込む形式の絵本であり、親が亡くなったあとの子どもにとって未来の道しるべや心の支えとなるものである。
▼最初は1,000部刷り、中国地方のガン拠点病院などを中心に無料で配布。その内容を中国新聞が大きく取り上げたこと、また使ってみたい人は中国新聞に申し込めることから大きな反響を呼び、いままで13,000部以上、配布されてきた。
▼しかも、当初の目的を超えて、発達障害や不登校の子どもに悩む親、子どもを愛せない親、離婚した親、介護に取り組む家族など、さまざまなケースで活用されていることもわかった。
▼そこで、中国地方だけでなく、広く全国の人々に使ってほしいとの願いのもと、本書が生まれたのである。
内容説明
家族の愛を育むツールとして広島の医療関係者が開発した話題の絵本。