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秋山好古と秋山真之―日露戦争を勝利に導いた兄弟

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569772653
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日露戦争で活躍した秋山兄弟の生涯を描く。

ロシア騎兵の突撃を阻止した兄・好古、日本海海戦で勝利の秘策を立てた弟・真之、日露戦争で大活躍した秋山兄弟の生涯を描く。

日露戦争を勝利に導いた兄弟がいた。司馬遼太郎著『坂の上の雲』の主人公となった秋山好古と真之兄弟である。世界最強のロシア騎兵を防ぎ、戦史に名を残す激戦を繰り広げ、「日本騎兵の父」と称えられた兄・秋山好古、日本海海戦で無敵と言われたバルチック艦隊を破る秘策を立て、名将・東郷平八郎から「智謀湧くが如し」と賞賛された弟・秋山真之。

▼しかし、これまで『秋山好古』『秋山真之』、それぞれの伝記・評伝はあったが、二人の生涯を同時に、そして詳細に追った本は、あまり書かれていない。本書では、国家存亡の危機を救った好古・真之兄弟、その二人の活躍と人間的魅力をエピソード中心に並列して描ききる。

▼正岡子規、東郷平八郎、広瀬武夫、大山巌、児玉源太郎、乃木希典など、明治という激動の時代を生きた魅力ある人物たちが登場。ドラマや小説ではなかなかわからない秋山兄弟の素顔や日露戦争の詳細がよくわかる一冊。

●はじめに 
●第1章 兄弟の誕生 ――おだやかな兄、やんちゃな弟 
●第2章 兄は陸軍、弟は海軍 ――海軍において身を立てんとす 
●第3章 快勝の日清戦争 ――敵の砲兵陣地に乗馬襲撃を敢行せよ 
●第4章 陸軍教官と海軍諜報部員 ――兄はリーダー力、弟は天才性を発揮する 
●第5章 日露戦争前夜 ――風雲急を告げる明治日本 
●第6章 兄・弟の日露戦争 ――秋山支隊の大活躍と旅順での苦戦 
●第7章 奉天会戦と日本海海戦 ――皇国の興廃この一戦にあり 
●第8章 真之の死、好古の晩年 ――智謀湧くが如し 
●秋山好古と真之の略年表 
●第10章 参考資料

内容説明

日露戦争を勝利に導いた兄弟がいた。世界最強のロシア騎兵を防ぎ、戦史に名を残す激戦を繰り広げ、「日本騎兵の父」と称えられた兄・秋山好古、日本海海戦で無敵と言われたバルチック艦隊を破る秘策を立て、名将・東郷平八郎から「智謀湧くが如し」と賞賛された弟・秋山真之。本書では、その二人の人間的魅力や戦いを余すところなく描く。

目次

第1章 兄弟の誕生―おだやかな兄、やんちゃな弟
第2章 兄は陸軍、弟は海軍―海軍において身を立てんとす
第3章 快勝の日清戦争―敵の砲兵陣地に乗馬襲撃を敢行せよ
第4章 陸軍教官と海軍諜報部員―兄はリーダー力、弟は天才性を発揮する
第5章 日露戦争前夜―風雲急を告げる明治日本
第6章 兄・弟の日露戦争―秋山支援の大活躍と旅順での苦戦
第7章 奉天会戦と日本海海戦―皇国の興廃この一戦にあり
第8章 真之の死、好古の晩年―智謀湧くが如し

著者等紹介

楠木誠一郎[クスノキセイイチロウ]
1960年、福岡県生まれ。1982年、日本大学法学部卒業後、出版社に勤務。歴史雑誌編集にたずさわる。1996年『十二階の柩』(講談社)で作家デビュー。1999年から専業作家に。『名探偵夏目漱石の事件簿』(廣済堂出版)で第8回日本文芸家クラブ大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カザリ

64
「坂の上の雲」を4巻で挫折し、あとはドラマになってしまったので補強のつもりで読みました。坂の上では子規の写実主義が自分の小説の作法に刺激を与えてくれて子規が大好きになったこと、真之の古典を網羅する博覧強記ぶりとエッセンス抜粋、応用主義にファンになり、つい先日用もないのに松山まで温泉に入りにいってしまった始末。真之とは4月12日で誕生日が一緒wwでうれしいww全然本と関係ない。。本のなかの天剣漫録は思わずメモッた。2014/09/21

Tomoichi

7
日露戦争における陸海戦で重要な役回りを果たした秋山兄弟の生涯を描く伝記。日露戦争までは他の秋山兄弟関連書籍とほぼ同等の内容ですが、日露戦争後についても詳しく書いている点は評価大。軽めの作品。2016/05/07

しきの

4
真之の子供の名前がシンメトリーという小ネタが面白い。このエピソードの他にもちょいちょい入る小ネタに好古・真之らしさを感じてにやりとする1冊2011/12/02

jack

2
う~ん、天才である以上、凡人ではあり得ない、依って、「変人」、と言ったところか。☆4.62015/08/03

tatakuma

2
文章が下手で読みにくい所がありました。史実と言い伝えられてる話だけで構成されていれば良かったのに、「坂の上の雲」からの引用や、この時こう思っただろうみたいな作者の想像なんかもあって、よく分からない本でした。2013/09/06

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