出版社内容情報
即、役に立ち、頭がよくなる本がほしい! ビジネス、理系書から脳力アップ法まで、「使える100冊」をそれぞれ見開きページで紹介。
『週刊エコノミスト』で、2001年から「和田秀樹の頭を良くする本」という連載を始めたのだが、私は「頭をよくする」=「結果的に頭がよくなる」という広い意味で考えた。
▼たとえば、健康に関する本を読むことで多少なりとも健康に悪いことをやめ、体の状態が回復すれば、そのおかげで勉強や仕事もはかどるだろうし、よけいな気遣いも減るので、仕事や勉強に専念しやすくなる。すると、結果的に頭がよくなる。子供の教育がうまくいくかどうかが仕事に影響するということも、近年では珍しくない。それが解決することも、頭がよくなることにつながる。最近のEQ(感情の知能)の考え方だと、人間関係をよくすることも、広い意味で頭をよくすることになる。
▼知的機能・教養や対人関係、体や心の健康、子供の教育、若者の理解、また私たちが知的生産活動を行う基盤である「日本」の問題まで、頭をよくする、使える本を誠実に紹介したつもりだ。(「まえがき」より)
[1]脳を鍛える
[2]人間関係の達人になる
[3]知的体力をアップさせる
[4]子供が学ぶ現場で起きていること
[5]若者たちはいま何を考えているのか
[6]自分の健康は自分で守る
[7]壊れやすい現代人のこころ
[8]体の調子が気になる世代へ
[9]日本経済が強くあり続けるために
[10]日本のとるべき道を考える
[11]幅広い知識こそ教養の王道
内容説明
ビジネス、サイエンス書から脳力アップ法まで忙しいビジネスパーソンのための「お金と時間をムダにしない」スーパー・ブックガイド。
目次
1 脳を鍛える
2 人間関係の達人になる
3 知的体力をアップさせる
4 子供が学ぶ現場で起きていること
5 若者たちはいま何を考えているのか
6 自分の健康は自分で守る
7 壊れやすい現代人のこころ
8 体の調子が気になる世代へ
9 日本経済が強くあり続けるために
10 日本のとるべき道を考える
11 幅広い知識こそ教養の王道
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、アメリカ・カールメニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在は精神科医。国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学専攻)。一橋大学経済学部非常勤講師(医療経済)。川崎幸病院精神科顧問。緑鐵受験指導ゼミナール代表。第5回正論新風賞受賞。初の映画監督作品『受験のシンデレラ』が、2007モナコ国際映画祭において、最優秀作品賞を含め4冠を達成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。