出版社内容情報
謎に包まれた智将・大谷吉継の素顔に迫る。
盟友・石田三成のため、損得をかえりみず、命がけで関ヶ原に臨んだ智将・大谷吉継。彼を動かした思いとは。
「この命、お主にくれてやる!」
▼多くの男たちが功利を求めて加わった、関ヶ原の戦い。そんな中、明晰な頭脳で圧倒的な不利を悟りながら、家康に挑んだ男がいた。大谷吉継。親友・石田三成との友情を重んじ、戦場に壮絶な最期を遂げた男……。
▼実務にも戦闘にも優れた手腕を発揮し、太閤・秀吉をうならせた仁将は、いかにして彼となり、いかにして戦場に散ったのか。
▼日本人の魂を深く揺さぶる、その心熱き生涯に迫る。
●大谷吉継 命をかけて守り抜いたもの
●序
●第一章 徳と智の武将、駆け抜けた決戦への日々
●第二章 関ヶ原、熱き闘い
●第三章 吉継と心を交わした人々
内容説明
「この命、おぬしにくれてやる!」敗け戦と知りながら、盟友・石田三成のため家康に立ち向かった、熱き心を持つ男の生涯。
目次
「損得」を捨てて関ケ原に臨んだ、ただ一人の男
第1章 徳と智の武将、駆け抜けた決戦への日々(実戦を知る若き奉行が、秀吉の下で培ったもの;五つの謎から解き明かす智将の素顔;「ともに愚直に義に殉じよう」三成に命を預けた瞬間)
第2章 関ケ原、熱き闘い(二万五千の前田勢を翻弄!関ケ原前夜に見せた智将の凄み;決戦前夜の西軍、三つの選択肢;「三成、地獄で会おうぞ」小早川勢を二度も退ける激闘の果てに ほか)
第3章 吉継と心を交わした人々(窮地を救ってくれた上杉景勝に「義」の心映えを見た;上杉家から豊臣家へ…真田幸村が人質生活の中で出会った「義」の男たち;柴田軍を驚愕させた石田三成の「美濃返し」、親友吉継とともに才器を示す ほか)
感想・レビュー
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ほっしー
BIN
Yana Hashiguchi
amabiko
美亜希
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