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「歴史街道」select
大谷吉継―友情に殉じた関ケ原の仁将

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  • サイズ A5判/ページ数 123p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784569772486
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

出版社内容情報

謎に包まれた智将・大谷吉継の素顔に迫る。

盟友・石田三成のため、損得をかえりみず、命がけで関ヶ原に臨んだ智将・大谷吉継。彼を動かした思いとは。

「この命、お主にくれてやる!」

▼多くの男たちが功利を求めて加わった、関ヶ原の戦い。そんな中、明晰な頭脳で圧倒的な不利を悟りながら、家康に挑んだ男がいた。大谷吉継。親友・石田三成との友情を重んじ、戦場に壮絶な最期を遂げた男……。

▼実務にも戦闘にも優れた手腕を発揮し、太閤・秀吉をうならせた仁将は、いかにして彼となり、いかにして戦場に散ったのか。

▼日本人の魂を深く揺さぶる、その心熱き生涯に迫る。

●大谷吉継 命をかけて守り抜いたもの 
●序 
●第一章 徳と智の武将、駆け抜けた決戦への日々 
●第二章 関ヶ原、熱き闘い 
●第三章 吉継と心を交わした人々

内容説明

「この命、おぬしにくれてやる!」敗け戦と知りながら、盟友・石田三成のため家康に立ち向かった、熱き心を持つ男の生涯。

目次

「損得」を捨てて関ケ原に臨んだ、ただ一人の男
第1章 徳と智の武将、駆け抜けた決戦への日々(実戦を知る若き奉行が、秀吉の下で培ったもの;五つの謎から解き明かす智将の素顔;「ともに愚直に義に殉じよう」三成に命を預けた瞬間)
第2章 関ケ原、熱き闘い(二万五千の前田勢を翻弄!関ケ原前夜に見せた智将の凄み;決戦前夜の西軍、三つの選択肢;「三成、地獄で会おうぞ」小早川勢を二度も退ける激闘の果てに ほか)
第3章 吉継と心を交わした人々(窮地を救ってくれた上杉景勝に「義」の心映えを見た;上杉家から豊臣家へ…真田幸村が人質生活の中で出会った「義」の男たち;柴田軍を驚愕させた石田三成の「美濃返し」、親友吉継とともに才器を示す ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほっしー

9
月刊『歴史街道』から選りすぐった大谷吉継のエピソードをまとめた1冊。吉継は秀吉に仕え、関ヶ原の戦いでは負け戦と知りながら盟友・石田三成のために家康と戦った武将。吉継の魅力は敵からも一目置かれている点だと思う。墓を建てたのが家康方の藤堂高虎であることからも彼の人柄が伝わってくる。この時代には珍しく文武両道であったこと、小早川秀秋の裏切りの想定した陣を構えていたこと、吉継の盟友・平塚為広とのエピソードなど新たに知った話もあった。時の権力者によって敵方の人物は悪く語られることが多い中、吉継は稀有な存在だ。2019/02/16

BIN

2
各作家がパートを決めてそれぞれの大谷刑部を書いた入門書。あまり知らない人には良いと思う。石田三成への友情に殉じた大谷吉継もさることながら、その吉継に殉じた盟友平塚為広にも惚れてしまいそうなところだ。もう少し詳しい本を読みたい。2012/10/02

Yana Hashiguchi

0
大谷吉継と石田三成の絆の深さに興味を持って入門書として購入。 大谷吉継にまつわる逸話と彼の周りの人間との話を作家や歴史家による文章で綴られている。個人的にもう少し歴史的資料や経歴が載っていると良かった。2016/01/29

amabiko

0
「仁将」「智将」「徳と智の武将」「知謀の将」「稀代の武将」「怜悧な頭脳と卓抜した洞察力」「七本槍に劣らぬ戦功」「百万の兵を与えて、縦横に指揮を執らせてみたい(by秀吉)」「数倍の敵を撃退!」。。。三成の茶会での「膿飲み」も含め「吉継伝説」はいつごろ生まれたのでしょうか。美辞で飾りたて、吉継を讃える人々の心性にも興味があります。2013/01/26

美亜希

0
大谷刑部のことをあまりよく知らなかったので、さらっと読めてよかったけれど、やっぱりコレは「入門編」というところか。もっと詳しく彼のことを知りたくなる。2012/07/12

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