出版社内容情報
9人だけの草野球チームに起こった奇跡の物語。
9人だけの草野球チーム「ジンルイズ」に、魔法がかかった!? 奇跡は本当に起こるのか? 大人のためのファンタジック・ストーリー。
本の雑誌が選ぶ2001年度ベスト1に選ばれ、坪田譲治文学賞を受賞した『翼はいつまでも』から8年、青春小説・スポーツ小説の名手が、再び「野球」を取り上げて直球勝負の長編小説を上梓! 今回は、20代から80代までのナインを主人公にした草野球小説だ。
▼それぞれの人生を抱え、でも野球が好きでたまらない老若男女が、ホームページの募集に応じ、草野球チーム「ジンルイズ」に集まった。50歳を控えた元プロ野球選手もいれば、戦友のグラブを手にプレーする81歳の老人もいる。何らかの事情で、大好きな野球から離れることになった9人。しかし、ジンルイズでプレーすることを通じて、それぞれの人生に「小さな奇跡」が起こり始める……。
▼打ち込めるものがあれば、楽しくて仕方がない何かがあれば、人生はすばらしい。さわやかな涙と笑いのうちに、そんな作者のメッセージが聞こえる、大人のためのファンタスティック・ストーリー。
●第一章 9人の「ジンルイ」
●第二章 老人の魔法
●第三章 背負うものと笑顔と
●第四章 全日本野球選手権大会
●第五章 奇跡のゆくえ
内容説明
それぞれの人生を抱え、でも野球が好きでたまらない老若男女9人が、草野球チーム「ジンルイズ」に集まった。やがて、ナイン一人ひとりに起こりはじめる小さな奇跡…。さわやかな余韻が胸に残る大人のためのファンタスティック・ストーリー。青春小説・スポーツ小説の名手が、最も得意とする「野球」をテーマに執筆した直球勝負の長篇小説。
著者等紹介
川上健一[カワカミケンイチ]
1949年、青森県生まれ。青森県立十和田工業高校卒。1977年、『跳べ、ジョー!B・Bの魂が見てるぞ』で第28回小説現代新人賞を受賞し、作家デビュー。2001年、『翼はいつまでも』で「本の雑誌」2001年度ベスト1に選ばれ、翌2002年、第17回坪田譲治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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