出版社内容情報
結婚できない人の親たちへのメッセージ。
親世代の結婚に関する勘違いが、結婚できない人たちを生み出している。『「婚活」時代』の著者による当世結婚事情と処方箋を紹介する。
「うちの子はもういい年なのに、いっこうに相手を連れてくる気配がありません」「うちの息子や娘はまじめに働き、やさしくていい子なのに、どうして結婚できないのでしょう」――こんな悩みをいだく結婚適齢期の子をもつ親は多い。
▼本書はベストセラー『「婚活」時代』の著者の一人である白河桃子氏が、親世代からよく受ける質問や疑問に答える。なぜ、親は娘や息子の結婚観を理解できないのか。それは現在の結婚事情と親世代の考え方が、あまりにも違いすぎるから。
▼その溝が少しでも埋まれば、婚活もうまく回転するかもしれない。とはいえ、著者は親ができることは少ししかないという。また、すぐ結婚できる魔法のような方法もない、と。では、どうするか。
▼まずは結婚に対する古い考え方を改めること。「親御さんも今の時代に生きていたら、結婚できていないかもしれませんよ」――こう考えれば、親子のギャップが少しは埋まるかもしれない。
●まえがき
▼
[第1部]「うちの子、どうして結婚できないの?」に答える10のQ&A
▼
[第2部]お子さんの結婚のために、親ができること
●1.お子さんのいる状況を理解する
●親ができるささやかな婚活
●子どもの婚活の現場を知る
●参考文献
内容説明
親にも知ってほしい婚活の現実とは!?Q&A、書き下ろしで読者と一緒に考える。
目次
第1部 「うちの子、どうして結婚できないの?」に答える10のQ&A(うちの子はもういい年なのに、いっこうに相手を連れてくる気配がありません。どうしてなんでしょう。;うちの息子や娘はまじめに働き、やさしくていい子なのに、どうして結婚できないのでしょう。;うちの娘はとても家庭的で、いい主婦になれると思うのですが、なかなか縁談がまとまりません。;息子が女性と同棲しています。こんなにケジメのないことでいいのでしょうか。;うちの子は長子なので、家を継いで、お墓を守ってくれる相手でないと困ります。;息子の嫁に再婚や子連れの女性は考えられません。;娘より年収が低い、学歴が低い男性と結婚してほしくないのです。;息子の嫁に35歳以上の女性は困ります。;子どもが独身のうちは、家に同居しているのはしょうがないですよね?;娘が仕事にばかり励んで、結婚する気がないように見えます。)
第2部 お子さんの結婚のために、親ができること(お子さんのいる状況を理解する;親ができるささやかな婚活;子どもの婚活の現場を知る)
著者等紹介
白河桃子[シラカワトウコ]
東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。ジャーナリスト&ライター。「日経ビジネスアソシエ」「プレジデント」「日経」ビジネスオンライン他多数女性誌に執筆。女性たちの年代別ライフスタイル、未婚、晩婚、少子化、働く女性のインタビューがテーマで、結婚情報サービス業界の取材では第一人者。山田昌弘中央大学教授とともに「婚活(結婚活動)」を提唱し、共著の『「婚活」時代』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が17万部のヒットに。「婚活」は2008年度流行語大賞にノミネートされるほど世の中に影響力を持つワードとなり、今日も注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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