- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > 教養
- > PHPサイエンスワールド新書
出版社内容情報
動物にも言い分がある。行動の謎に迫る読物。
飼い主を群れのリーダーと思う犬、飼い主を自分の母親と思う猫、漢字を区別するカラス……ハッ!とする動物の謎に迫る。「中学一年で北アルプスの白馬岳を登ったとき、大雪渓の雪の上を一生けんめい歩いている小さな黒い虫たちに気がついた。なぜ雪渓の上を歩いているのか。そもそもどこからきて、どこへいこうとしているのか? 雪の上に食べものはあるのか?」日本を代表する動物行動学者である著者は、少年のころより生きものや自然とふれあいながら、じつにたくさんの疑問を胸のうちに暖めてきた。身近な犬や猫の行動から、チョウやホタル、さまざまな虫たちの行動まで、深い関心を寄せ、疑問を解いていこうとする珠玉のエッセイ集。
内容説明
大雪渓の雪の上を一生けんめい歩いている小さな黒い虫たち。彼らはどこからきて、どこへいこうというのか。雪の上に食べものはあるのか。日本を代表する動物行動学者である著者は、少年のころより生きものや自然とふれあいながら、じつにたくさんの疑問を胸のうちにためてきた。身近な犬や猫の行動から、チョウやホタル、さまざまな虫たちの行動まで、深い関心を寄せ、疑問を解いていこうとする珠玉のエッセイ集。
目次
第1章 動物たちそれぞれの世界(庭のタヌキ;冬の越しかた;春のチョウ;小鳥の給餌;田んぼのカエル ほか)
第2章 動物の言い分、私の言い分(稲むらの火;京都議定書;二つの美;トルコの旅で感じたこと;遠野を訪れて ほか)
著者等紹介
日高敏隆[ヒダカトシタカ]
1930年東京生まれ。昆虫学者、動物行動学者。東京大学理学部動物学科卒業後、東京農工大学、京都大学教授。82年に創設された日本動物行動学会の初代会長。滋賀県立大学学長、総合地球環境学研究所所長を歴任。京都大学名誉教授。著書には日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した『春の数えかた』(新潮社)など多数がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
tomi
赤い熊熊
shigoro
あつ子🐈⬛
-
- 和書
- 定本久生十蘭全集 〈7〉