出版社内容情報
「白川漢字学」で二字熟語の世界に遊ぶ。
漢字の起源学の金字塔、白川静さんに直接薫陶を受けた著者による二字熟語の世界。イラストをふんだんに使い、遊びながら学ぶ。二色刷。
「夭」は巫女が身体をくねらせながら踊る姿を表す字。「笑」は神への祈りで恍惚状態になって踊る巫女の姿。だから「妖」は神が憑いた女性で「あやしい魅力」を発します。
▼一つの文字を理解すれば数珠つなぎに他の文字が容易に分かるのです。すべての漢字は驚くほどの論理性と体系性を持って、網のようにつながっているのです。漢字はただ丸暗記で覚えればいいものではありません。漢字の意味を理解し、文字系列としてイメージでつかんでいけば、「漢字の世界」は無限に広がっていきます。
▼漢字学の金字塔・白川静さんから直接に薫陶を受けた著者による「学校では教えてくれない漢字の面白くも、少し怖い話」。イラストと古代文字をふんだんに盛り込み、漢字の成り立ちをやさしく、楽しく、コンパクトに紹介します。本文は美しい2色刷、要点がすぐにつかめるよう、工夫されています。
▼日常、私たちが何気なく使っている漢字、たとえば、「真」「道」「幸」……ホントはちょっと怖い字です。
●001 尋問(じんもん)
●002 友誼(ゆうぎ)
●003 最多(さいた)
●004 試験(しけん)
●005 知命(ちめい)
●006 強弱(きょうじゃく)
●007 戯劇(ぎげき)
●008 童謡(どうよう)
●009 親族(しんぞく)
●010 俳優(はいゆう) 他
内容説明
「夭」は巫女が身体をくねらせながら踊る姿。「笑」は神への祈りで恍惚状態になって踊る巫女の姿。だから「妖」は神が憑いた女性で「あやしい魅力」を発します。一つの文字を理解すれば数珠つなぎに他の文字が容易に分かるのです。漢字は丸暗記で覚えるものではありません。漢字の意味を理解し、文字系列としてイメージでつかめば、「漢字の世界」は無限に広がっていきます。漢字学の第一人者・白川静さんの研究を基に、イラストをふんだんに盛り込み、漢字の成り立ちをやさしく、楽しく、コンパクトに紹介します。
目次
尋問
友誼
最多
試験
知命
強弱
戯劇
童謡
親族
俳優〔ほか〕
著者等紹介
小山鉄郎[コヤマテツロウ]
1949年群馬県生まれ。一橋大学卒業。1973年共同通信社入社。川崎、横浜支局、社会部を経て、84年から文化部で文芸欄、生活欄を担当。現在、同社編集委員兼論説委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 植物育種学 朝倉農学大系