出版社内容情報
アフリカの大地が教えてくれた生命の尊さとは。
アフリカで育った子供時代こそ、僕に生命の神秘と尊さを教えてくれた。世界的に有名な博物学者ライアル・ワトソンが綴った自伝的寓話。
全世界で100万部を超えるベストセラー『スーパーネイチュア』の著者であり、テレビの科学番組プロデューサーとして日本でもおなじみのライアル・ワトソン。動物行動学、植物学、心理学など10の学位を持つ天才的な博物学者である。本書はそんな彼が幼年時代を過ごしたアフリカでの体験を綴った自伝的寓話。
▼ズールー族の酋長と共に暮らし、自然の神秘を間近に体験するワトソン少年。どんな難局も英知で乗り切る祖母オウマやイボイノシシのフーバーとの交流を通じて、少年は太古から人間が持つ偉大な力や、自然の厳しい掟、生命の尊さを学んでいく。時に悲しく、時に恐ろしく、時におかしい話の展開に、読者は瞬く間に時空を超え、アフリカの大地に降り立った錯覚におちいるだろう。
▼キース・ウエストの美しいイラストが随所に差し挟まれ、もともと子供向けに書かれた本ではあるが、大人でも十分楽しめ、また教えられる一冊である。
●はじめに
▼【第一部】古(いにしえ)の人々
●第一話 ジャブラ
▼【第二部】新しき人々
●第二話 オウマ
▼【第三部】野生の生きもの
●第三話 フーバー
●むすび
内容説明
戦士とイボイノシシと英知の物語。天才博物学者ライアル・ワトンソがアフリカで過ごした幼年時代。それは人、自然、生命について教えてくれる生きた学校だった。美しく神秘的なアフリカの魅力がいっぱい。
目次
第1部 古の人々(ジャブラ)
第2部 新しき人々(オウマ)
第3部 野生の生きもの(フーバー)
著者等紹介
ワトソン,ライアル[ワトソン,ライアル][Watson,Lyall]
1939年、アフリカに生まれる。1958年、南アフリカのウィトワーテルスラント大学より理学士の学士を、1963年にロンドン大会より動物行動学博士号を授与されるなど、合計10の学位を持つ。該博な知識と広範なフィールドワークに基づいた多数の著書、寄稿文、科学論文がある。2008年、逝去
難波裕子[ナンバヒロコ]
立教大学仏文科卒。1989~1991年ケニアでスワヒリ語およびアフリカ文化について学ぶ。フリーの翻訳家、ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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