マンガで読み解く「仏教」のはじまり―わかり易くて、面白い!

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マンガで読み解く「仏教」のはじまり―わかり易くて、面白い!

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  • サイズ A5判/ページ数 216p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784569771465
  • NDC分類 180
  • Cコード C0015

出版社内容情報

仏教のはじまりをマンガでわかり易く解説!!

仏教のはじまりを、マンガでわかり易く解説! 歴史の中で変遷する前の、無垢な輝きを放つ原始仏教の姿と教えの原点を読み解くコミック!

仏教は、釈尊の滅後その教えが誤解されつづけてきた!! 仏教の名のもとに、人間の幸、不幸を「霊」に帰してみたり、供養によって問題が解決することを説くものが巷にあふれている。さらに、仏教がさまざまな差別を助長することによって、社会秩序の維持をはかり、国家を、あるいは特定の人々を支える基盤にもなっていた。本書は、そのような仏教理解の誤りと、そこには問題解決の道がないことを釈尊に照らして示している。それは、今日の宗教状況に対する的確な批判であり、霊感商法などに対する痛棒でもある。ともすれば、複雑になりがちなこれらの問題を、マンガというメディアでわかり易く解説。時代の変遷という垢をそぎ落とした、何ものにもとらわれない「原始仏教」の教えとその原点は、時代を越えて現代にも輝きを放ちつづけている!

●序章 シッダルダ 
●第一章 釈尊とそれ以前のインド社会 
●第二章 釈尊の説いたもの 
●第三章 輪廻思想からの解脱 
●著者注釈 
●あらためて釈尊との出会いを可能にしてくれる好著 
●あとがき 
●参考文献 
●プロフィール

内容説明

現代も輝きを放つ原始仏教の姿がここにある!先行きの見えない混迷の時代。金、地位、名誉が人々に幸せを与えてくれるのだろうか―競争しつづける世界で、人々はいかに生きれば幸福を感じられるのだろうか―時代の変遷という垢を削ぎ落とした、何ものにも囚われ無い仏教がソレを教えてくれる。マンガで仏教の発生と教えの原点をわかり易く解説。

目次

序章 シッダルタ
第1章 釈尊とそれ以前のインド社会(聖典リグ・ヴェーダ;原人の歌 ほか)
第2章 釈尊の説いたもの(中道;諸行無常 ほか)
第3章 輪廻思想からの解脱(帰命頂礼と帰投身命;死後問答と毒矢の喩え ほか)

著者等紹介

とみ新蔵[トミシンゾウ]
1945年、某教団の貧しい布教師の四男として東京に生まれる。二十歳から劇画家となる。劇画業のかたわら、敬慕する両親の志を継いで布教実践を心掛けるも、いつしか教理に疑問を抱くようになる。苦悩しつつ宗教学、哲学を探求し原始仏教と出会い、ここに正理を感得し道を求める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yk

4
濃い。そして難しいです。今の仏教とはだいぶ違うんですね。読んでるときは、うんうんと読み進めるんですが、読み終わったあとに覚えてられなかった。。。当たり前ですがそんな簡単にはいかないので、他の本もいくつか読んでみることにします。2019/08/21

やまえつ

1
仏教の始まりでは、輪廻からの解脱でなく、輪廻思想からの解脱が目的であったかのように描かれているが、納得しがたい。著者が読んだ文献にあたってみる必要がありそうだ。2009/10/04

toki

0
所々で日本の土着信仰と習合している考えがまじっていたけど、わりとまっとうな始原仏教の解説書だった。後書きを見てとみ新蔵さんがなかなか複雑な経歴の人だったんだなあと知りました。2017/04/09

Hiroyuki Nakajima

0
仏教の基本的な部分が凝縮されていて濃いです、まんがで有るため絵による表現も分かり易く伝わり易いと思います 文字だけの本だと情報量が多すぎて理解吸収が大変ですが、その点要所要所わかりやすく表現されていて、僕のような初心者には役立つ本だと思います 仏教発祥の地インドではカースト制度の維持のためすたれてしまった仏教が、当時日本にも士農工商というカースト制度的な身分制度があったにも関わらず発展したのは不思議に感じます 大乗仏教としてアレンジが加えられ、柔軟に受け入れられたのかも知れませんが・・・2009/10/04

ariiiia

0
仏教というものも、ましてやその始まりもよく知らない私には、「へえーそうなんだ...」と。大雑把に把握したかったので読んでみた。個々の理解を深めていくには次に何を読めばいいのかな...。観念的な話は知ろうとすればするほど難しいからなあ。2010/07/18

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