出版社内容情報
仏教のはじまりをマンガでわかり易く解説!!
仏教のはじまりを、マンガでわかり易く解説! 歴史の中で変遷する前の、無垢な輝きを放つ原始仏教の姿と教えの原点を読み解くコミック!
仏教は、釈尊の滅後その教えが誤解されつづけてきた!! 仏教の名のもとに、人間の幸、不幸を「霊」に帰してみたり、供養によって問題が解決することを説くものが巷にあふれている。さらに、仏教がさまざまな差別を助長することによって、社会秩序の維持をはかり、国家を、あるいは特定の人々を支える基盤にもなっていた。本書は、そのような仏教理解の誤りと、そこには問題解決の道がないことを釈尊に照らして示している。それは、今日の宗教状況に対する的確な批判であり、霊感商法などに対する痛棒でもある。ともすれば、複雑になりがちなこれらの問題を、マンガというメディアでわかり易く解説。時代の変遷という垢をそぎ落とした、何ものにもとらわれない「原始仏教」の教えとその原点は、時代を越えて現代にも輝きを放ちつづけている!
●序章 シッダルダ
●第一章 釈尊とそれ以前のインド社会
●第二章 釈尊の説いたもの
●第三章 輪廻思想からの解脱
●著者注釈
●あらためて釈尊との出会いを可能にしてくれる好著
●あとがき
●参考文献
●プロフィール
内容説明
現代も輝きを放つ原始仏教の姿がここにある!先行きの見えない混迷の時代。金、地位、名誉が人々に幸せを与えてくれるのだろうか―競争しつづける世界で、人々はいかに生きれば幸福を感じられるのだろうか―時代の変遷という垢を削ぎ落とした、何ものにも囚われ無い仏教がソレを教えてくれる。マンガで仏教の発生と教えの原点をわかり易く解説。
目次
序章 シッダルタ
第1章 釈尊とそれ以前のインド社会(聖典リグ・ヴェーダ;原人の歌 ほか)
第2章 釈尊の説いたもの(中道;諸行無常 ほか)
第3章 輪廻思想からの解脱(帰命頂礼と帰投身命;死後問答と毒矢の喩え ほか)
著者等紹介
とみ新蔵[トミシンゾウ]
1945年、某教団の貧しい布教師の四男として東京に生まれる。二十歳から劇画家となる。劇画業のかたわら、敬慕する両親の志を継いで布教実践を心掛けるも、いつしか教理に疑問を抱くようになる。苦悩しつつ宗教学、哲学を探求し原始仏教と出会い、ここに正理を感得し道を求める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hiroyuki Nakajima
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