出版社内容情報
大工を養成している建設会社。その経営とは？
不況真っ只中の建設業界で、一人気を吐いている平成建設。業界の常識を覆し、内製化で成功しているその経営方法とは何か。
大工は超エリートだ！ IQの高い若者こそ大工になれ！
▼不況真っ只中にある建設業界で一人気を吐く建設会社がある。『カンブリア宮殿』でも話題になった平成建設だ。
▼建築の全工程を外注せず、完全内製化している平成建設は業界の異端児と呼ばれているが、東大をはじめとする一流大学・大学院生が大工になりたいと入社を希望してくるのだ。
▼このままでいくと日本に大工はいなくなる。日本建築のすばらしさを世界に、そして後世に伝えていくために会社をつくったという秋元久雄が、大工育成だけでなく、「部長は部下の選挙で決める」「社員が社長を査定する」など、不況をものともしない驚異の組織力のすべてを書き尽くした。
●まえがき 業界の異端児と呼ばれて
●第1章 日本で唯一の大卒職人集団
●第2章 時代の波に流されない経営の奥義
●第3章 社員がいきいき働く組織の秘密
●第4章 次世代に残したい経営哲学
●あとがき 道徳を忘れた経済は罪悪であり、経済を忘れた道徳は寝言である
内容説明
大工は超エリートだ！ＩＱの高い若者こそ大工になれ！「部長は部下の選挙で決める」「社員が社長を査定する」「完全内製化」…業界の異端児と呼ばれる社長の驚異の組織力とは。
目次
第１章 日本で唯一の大卒職人集団（このままでは日本から大工が消える？；大工は古来、超エリートだった ほか）
第２章 時代の波に流されない経営の奥義（２０年後、日本から大工がいなくなる？；新人には兄弟子の存在が欠かせない ほか）
第３章 社員がいきいき働く組織の秘密（内製化を実現する１２の部署；会社とは、あらゆる動物が生息する森である ほか）
第４章 次世代に残したい経営哲学（人生の前半は挫折の連続だった；土地投機の仕事はバクチのようなもの ほか）
著者等紹介
秋元久雄［アキモトヒサオ］
株式会社平成建設社長。１９４８年１０月１５日静岡県生まれ。韮山高校卒業後、自衛隊体育学校入学。ウエイトリフティング選手としてオリンピック出場を目指す。その後、大手デベロッパー、ハウスメーカー、ゼネコンに在籍し、トップ営業マンとして活躍。８９年、静岡県沼津市に平成建設を設立。大卒・大学院卒の大工や職人を正社員として採用し、自社で育て、建築のほぼすべての工程を内製化する業界初の試みに挑戦。エリート建築技能集団として注目を浴び、成長を続けている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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