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図解 戦いでたどる古代日本史―その謎と真相にせまる!

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  • サイズ B5判/ページ数 95p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784569771144
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0030

出版社内容情報

古代日本の争乱の謎と真相にせまる!

古代日本の主な争乱40を取り上げ、その原因、経過、結果をコンパクトに図解。戦いという視点から見ると、古代史の流れがよくわかる!

戦乱の世の中というとすぐに戦国時代が頭に思い浮かぶが、古代の日本も負けず劣らず争乱に満ちていた。まずは『魏志倭人伝』にも記されている倭国の大乱。2世紀後半頃の話だが、日本国内で小国同士が争い、ようやく女王・卑弥呼を共立することで乱は収束した。その後、邪馬台国と狗奴国の戦いや出雲における内紛など争いは絶えない。そしてついに海を越え、アジアにおける覇権争いが勃発。663年、倭の水軍は、朝鮮半島の白村江で唐・新羅の連合軍に大敗することになる。

▼皇位継承をめぐる争いもすさまじい。大海人と大友の各皇子が争った壬申の乱、藤原一族と対立した長屋王の変。また中央政府に対する地方の反乱もこの時代の特徴と言えるだろう。南九州の隼人、東北のアテルイ、瀬戸内の藤原純友等々。

▼本書は倭国の大乱から源平合戦まで、古代の争乱40を取り上げ、原因・経過・結果をコンパクトに解説。新たな視点から古代史の流れが理解できる。

●はじめに 
●<1>倭国の大乱 
●<2>邪馬台国と狗奴国との戦い 
●<3>吉野ヶ里戦争 
●<4>古代出雲の内紛 
●<5>倭と高句麗の戦い 
●コラム(1)律令国家の軍団と兵士 
●<6>吉備の乱 
●<7>磐井の乱 <8>武蔵国造の乱 
●<9>蘇我・物部の前哨戦 
●<10>蘇我・物部の決戦 
●<11>乙巳の変 
●<12>白村江の戦い 
●コラム(2)外敵に備えた水城と山城 
●<13>壬申の乱(1)倭京の攻防戦 
●<14>壬申の乱(2)瀬田橋の戦い 
●<15>南九州隼人の反乱 
●<16>長屋王の変 
●<17>藤原広嗣の乱 
●<18>奈良麻呂の変 
●コラム(3)古代の争乱と女帝の登場 
●<19>藤原仲麻呂の乱 
●<20>呰麻呂の乱 
●<21>アテルイの乱 
●<22>東北の大戦争 
●<23>薬子の変 
●<24>承和の変 
●<25>応天門の変 
●<26>元慶の乱 
●<27>将門の乱 
●<28>藤原純友の乱 
●<29>刀伊の来寇 
●<30>平忠常の乱 
●<31>前九年の役 
●<32>厨川柵の決戦 
●<33>後三年の役 
●<34>出雲での追討戦 
●<35>保元の乱 
●<36>平治の乱 
●コラム(4)古代争乱の掉尾を飾る源平合戦 ――兵力の比較 
●<37>富士川の合戦 
●<38>砺波山の戦い 
●<39>一の谷の戦い・屋島の戦い 
●<40>壇ノ浦の戦い 
●古代史年表 

内容説明

数々の争乱の裏に隠された古代人のドラマを読み解く。40の争乱で古代史の流れがよくわかる。

目次

倭国の大乱
邪馬台国と狗奴国との戦い
吉野ヶ里戦争
古代出雲の内紛
倭と高句麗の戦い
吉備の乱
磐井の乱
武蔵国造の乱
蘇我・物部の前哨戦
蘇我・物部の決戦〔ほか〕

著者等紹介

中江克己[ナカエカツミ]
出版社勤務を経て、ノンフィクション作家。函館生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。