出版社内容情報
実体験を通じて綴る、三世帯・三世代同居物語。
家庭という居場所があるからこそ、人はどんな困難も乗り越えられる! 自身の三世帯・三世代同居物語を通じて、家族の尊さを訴える。
「パラサイト・シングル」「負け犬」「おひとりさま」――。ここ数年、あるいは十数年における社会現象やベストセラー書のキーワードから、「贅沢を楽しみ、家庭に束縛されない自由な生活」をめざす独身女性が増えてきたことがうかがえます。
▼そもそも「家」というのは個人を束縛するものです。戦後日本が「家」制度を解体して核家族化を進めてきた背景には、それまでの封建的な家父長制から、いかに個人を解放するか、という課題があった。そういう世の中にあって、私たち一家は、ある時期より三世帯・三世代同居というライフスタイルをあえて選択しました。その模様を私は、平成15年に出版した『三家族11人で暮らしてみたら』(扶桑社)の中で描きました。「おひとりさま」のライフスタイルが様々に論じられ、また家族とは何かがあらためて問われる今日、何かの参考になればと思い、改題のうえ復刊いたしました。(金美齢・「新版へのまえがき」より抜粋)
●新版へのまえがき
●はじめに
●第一章 人との縁に支えられ
●第二章 「お母さん、一緒に住んで」
●第三章 それぞれの個性を生かした家づくり
●第四章 大家族讃歌 ――ボスに敬礼!
●〈対談〉親子のカタチ ――金 美齢VS周 麻那
●新版へのあとがき
内容説明
「おひとりさま」を唱道する人たちは、「子供だって、最後は親を捨てる」「死ぬときは、みんな一人」なんて言いますが、本当にそうでしょうか?家庭という「居場所」があるからこそ人はどんな困難も乗り越えていける。
目次
第1章 人との縁に支えられ(トランク二つで日本の地を踏んで;三畳一間に二人住まい ほか)
第2章 「お母さん、一緒に住んで」(ママ、娘たちのそばにいて!;息子も誘って三世帯同居へ ほか)
第3章 それぞれの個性を生かした家づくり(落札できた!;「同居はできない」と言われて… ほか)
第4章 大家族讃歌―ボスに敬礼!(お茶の香りの記憶―私の家族の思い出;身内がそばにいることの安心 ほか)
対談 親子のカタチ―金美齢VS周麻那
著者等紹介
金美齢[キンビレイ]
1934年、台湾生まれ。1959年に留学生として来日、早稲田大学第一文学部英文学科に入学。同大学院文学研究科博士課程単位修了。その後、イギリス・ケンブリッジ大学客員研究員、早稲田大学文学部講師などを経て、JET日本語学校校長を務める。現在、同校理事長。評論家。2000年5月~06年5月、台湾総統府国策顧問。台湾独立を願い、日台の親善にも努め、政治、教育、社会問題等でも積極的に発言。テレビ討論番組の論客としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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