出版社内容情報
人として清く正しく生きることの大切さを説く。
社団法人倫理研究所の二代目理事長として多くの功績を残した著者が、困難に負けず、人として強く、正しく、清く生きるための要諦を説く。
社団法人倫理研究所の第二代理事長として、45年もの長きにわたって倫理運動の指揮をとってきた著者。この間、人間と倫理の研究に全精力をかたむけ、多大な功績を残した。晩年、脳内出血で倒れるものの、忍耐と努力で再起し、ますます研究活動に熱が入るようになったという。
▼本書はそんな著者がこれまでに著わした膨大な著書から、その思想のエッセンスとなる部分を抜き出し、短い文章でまとめたものである。曰く、「自分はなぜ生まれてきたのか」「人を殺してはいけない理由」といった人生の根源的な問いから、「スランプ脱出法」「心を打つ話術」「占いの活用法」といった人生をうまく生きる方法まで、豊富な体験に裏うちされた知恵であふれている。著者の学びの広さと深さには改めて驚かされる。
▼しかも、これらは決して頭の中の学問ではなく、日々の生活に直結する実践的な教訓となっている。人として強く、正しく、清く生きるために必須の一冊である。
●まえがき
●己を磨く
●人の世を生きる知恵
●日々の生活を大切に
●道をひらく生き方
●逆境をはね返す
●日本人としての誇り
●家族の絆
●生命を育むもの
●出典一覧
●丸山竹秋略歴
内容説明
社団法人倫理研究所の理事長として卓越した業績を残し、人生の真理を究めた著者による運命をひらく生き方。
目次
己を磨く
人の世を生きる知恵
日々の生活を大切に
道をひらく生き方
逆境をはね返す
日本人としての誇り
家族の絆
生命を育むもの
著者等紹介
丸山竹秋[マルヤマタケアキ]
1921年、福岡県生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。慶應義塾大学医学部生理学教室にて大脳生理学を学び、東京電機大学、城西大学、東京農業大学などの講師(哲学・倫理学担当)をつとめた。哲学会会員。創立者死去に伴い、1951年より社団法人倫理研究所理事長に就任、以来45年間に亘りその職を全うする。1989年、文部大臣表彰(社会教育功労者)、藍綬褒章受章。1999年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。