出版社内容情報
文化、宗教、経済、政治、戦争……世界を牽引してきた「都市」の素顔の中に息づく歴史を知ることで、文明の歴史も理解できる一冊。
内容説明
「ニューヨークが人種のるつぼの理由は町の成り立ちにあり」「パリを今のような都市につくり育てたのはセーヌ川」―ローマ、イスタンブル、北京、ニューヨーク、パリなど、世界を牽引してきた10都市の歴史から文明の歩みを解説。都市の歴史を知れば、グローバル時代を生き抜く武器になる!地図や写真も満載の、街歩きもたのしくなる一冊。
目次
第1章 昔も今も永遠の都“ローマ”―古代ローマから続くヨーロッパの憧れと誇り
第2章 世界帝国の都“イスタンブル”―古代から一千七百年、この都市はずっと世界の主人公だった
第3章 インドを映し出す都“デリー”―長く複雑な歴史と多民族の文化が今も息づく
第4章 英雄たちの夢と挫折の都“カイロ”―さまざまな民族が入れ替わり支配者として君臨した
第5章 草原に輝く青の都“サマルカンド”―草原の英雄たちが多くの物語を残した中央アジアのオアシス
第6章 三人の巨人が完成させた都“北京”―安禄山、クビライ、永楽帝が波瀾万丈の歴史を綴った
第7章 まさに現代の世界の都“ニューヨーク”―世界中から移民が流れ込む自由の天地
第8章 商人と議会の都“ロンドン”―都市の歴史が国の知恵と富の源になった
第9章 欧州にきらめく花の都“パリ”―ヒトラーの権力をもってしても破壊できなかった美しい町
第10章 二十世紀を演出した都“ベルリン”―森と川のある片田舎の集落から生まれた
著者等紹介
出口治明[デグチハルアキ]
立命館アジア太平洋大学(APU)学長。1948年、三重県生まれ。京都大学法学部を卒業後、1972年、日本生命保険相互会社入社。企画部や財務企画部にて経営企画を担当し、保険業法の改正等金融制度改革に従事。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年に退職。東京大学総長室アドバイザー、早稲田大学大学院講師、慶應義塾大学講師などを務め、2006年に生命保険準備会社を設立し、代表取締役社長に就任。2008年の生命保険業免許取得に伴い、ライフネット生命保険株式会社を開業。2012年に上場。社長・会長を10年務めて2017年に退任。2018年より現職。歴史への造詣が深く、京都大学の「国際人のグローバル・リテラシー」特別講義では歴史の講座を受け持った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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