出版社内容情報
「時間がない」と焦って空回りしてしまうあなたへ。これがわかれば、忙しい病から解放されて、家事や仕事の先延ばし癖がなくなる!
水島広子[ミズシマヒロコ]
著・文・その他
内容説明
実際にはそれほど忙しくないのにいつも焦ってしまい、「どうして自分はこんなに要領が悪いんだろう」と悩む人。本当は忙しいのに、なぜかいつも余裕があり、やりたいことがサクサクできている人。この両者の違いはどこにあるのでしょうか。本書では、そのメカニズムを解説し、自分自身が人生の主役になれる方法を紹介していきます。
目次
第1章 「つい焦ってしまう!」のはなぜ?
第2章 今すぐ「焦り」から自由になる
第3章 「メリハリ」で「焦らない人」になる
第4章 いらないものを手放せば、焦らなくても大丈夫
第5章 「焦りグセ」を予防する生活習慣
第6章 焦らない人の「時間術」
著者等紹介
水島広子[ミズシマヒロコ]
精神科医。慶應義塾大学医学部卒業、同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、対人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)。アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン(AHJ)代表、2000年6月から2005年8月まで、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本的改正をはじめ、数々の法案の修正に力を尽くし実現させた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とら
7
ついついわたわたと焦ってしまう自分をなんとかしたくて購入。頷ける部分もありましたが、この本の対象となる焦りグセをもつ人は仕事をたくさん抱えてしまうできるタイプの焦る人、という感じでした。私のようにできないタイプでなおかつそれによって焦ってしまう人間にはちょっと合わない部分が多かったようです。2020/06/11
mitya
7
まさに焦りグセのある私。心に余裕がないのは自覚しつつも毎日バタバタと過ごしているので、読んでみた。 今に集中、ネガティブな感情にとらわれたら、まず自分をいたわるなどなど、限られた自分の人生なんだから、自分の時間を大切にしていこうと思った。2019/09/12
かんたあびれ
7
まさに焦りぐせがある私。子どもが生まれてからはひどくなる一方。本書にまさに書いてある通りで、少しずつ切り替えていきたいなと。「現実を受け入れる」「余裕のない格好をやめる」「取り組もうと思えば1分で済む」にはぐうの音も出ない。焦る理由に想いを巡らす、優先順位をつける(やるべきだと思い込んでないか?)この辺は目新しかったけど、この本を読んで、よし!これでくせも直りそう!との自信はない。手元に置いて見返すことが必要なのかなー2018/07/12
emiko
5
自分にとって「目から鱗の」本でした。あれも出来てない、これも出来ていないと焦らない為には「『今』に集中すること」。忙しくなると、まず「自分をいたわる時間」から犠牲にしていく為、意識的に確保する 様に、スケジュール帳に記入する。自己啓発本は私にとって、あれもしなくちゃ、これもしなくちゃと追い立てられるため、やめてみることにした。 2024/05/19
saa
5
水島さんの本は文章がわかりやすい。焦りの原因は「衝撃」と「不安」。たしかに周りの突然の吉報は衝撃になって焦りにつながると納得。本書では、人生における根本的な焦りより仕事など日常の焦りを対象にしているけれど、「『心のクセ』が刺激された」と自覚するだけでも違うかもしれない。2020/12/19