出版社内容情報
鼻の孔はなぜ2つあるの? 脳そのものは、痛みを感じない? 最も身近なのに「未知の世界」である人体のふしぎを、わかりやすく解説!
内容説明
これだけ科学や医療が発達しても、人体はまだまだ謎だらけ。どんなコンピュータでも敵わない、「生命の営み」の精緻なメカニズムを知れば、きっと自分の身体を“見る目”が変わるはず。本書は、「食べ物をノドに詰まらせるのは人間だけ?」「唇が赤い理由は?」「脳そのものは痛みを感じない?」など、身近な疑問から“人体のふしぎ”をわかりやすく解説します。病気と健康への意識も高まる一冊。
目次
1 人体はふしぎに満ちている(誰かに話したくなる人体のはなし―その1;とても器用なノド―呼吸する、食べる、声を出す;「もぐもぐ」と哺乳類の進化 ほか)
2 面白くて眠れなくなる人体(誰かに話したくなる人体のはなし―その2;医学とギリシャ神話の意外な関係;黒い瞳と青い瞳では見えている色が違う? ほか)
3 人体は小宇宙(誰かに話したくなる人体のはなし―その3;精巣と月経のはなし;男女の性別はどうやって決まる? ほか)
著者等紹介
坂井建雄[サカイタツオ]
順天堂大学医学部教授。1953年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒。東京大学医学部解剖学教室助手、助教授を経て1990年より現職。おもな研究は、人体解剖学、腎臓と血管・間質の細胞生物学、解剖学史・医学史。著書も多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しま
14
普段不思議に思っても敢えて調べようとはしなかった人体の不思議にスポットが当たる。リンパって何なのか、鼻が詰まると味がしないのは何故なのか、心臓はなぜハート型なのか、そういった素朴な疑問に答えてくれる。今後更に研究が進み人体の不思議が解明されていくのが楽しみだ。2024/06/26
寝屋川
1
以前に読んだ『すばらしい人体』とほぼ同じ内容 。暇つぶしにはなった。2024/07/13
たこ
1
2018年2月15日第1版第1刷発行、第7刷。難しい話しもありましたが、興味をそそられる話しがたくさん!疑問に思ったこともない不思議を改めて解き明かしてくれる良本。2024/03/22
Mayumi Nakano
1
眠れなくはならなかったけど、人体はまだまだ不思議が詰まっていて面白かった。他の眠れなくなるシリーズも読みたくなった。2019/01/26
syk
0
割と眠くなった。知ってる事も結構あったから初心者向けなのかな?と思ったけど、流し読みして頭に入ってこなかった部分も多く、いまいちターゲットがわかりにくい本のような気がした。浸透圧とか習った気がするな〜。でも当時苦手だったものは今でも頭に入ってこないもんなんだな〜。2020/12/28
-
- 和書
- 経営組織論のフロンティア