出版社内容情報
零戦、グラマン、メッサーシュミット……あの戦闘機がカラー写真で甦る! 第二次大戦中に活躍した世界各国の花形機の魅力と戦歴を紹介。
内容説明
零戦、スピットファイア、マスタング…。第二次世界大戦で活躍した戦闘機が、いまでも大空を舞い、多くの人を魅了しているのをご存じだろうか。本書は、現代に残された機体を撮影したカラー写真90点とともに、世界各国の戦闘機の歩みと特質を、列伝形式で解説。目で楽しみ、読んでよくわかる贅沢な一冊。巻末にエアショー、体験フライトなどに関する便利なガイド付き。文庫書き下ろし。
目次
序章 知っておきたい基礎知識
第1章 第二次世界大戦前夜の戦争と戦闘機
第2章 アメリカの戦闘機
第3章 イギリスの戦闘機
第4章 ソ連の戦闘機
第5章 ドイツの戦闘機
第6章 日本の戦闘機
第7章 フランスとイタリアの戦闘機
第8章 双発戦闘機の評価
第9章 ウォーバーズファンのための関連ガイド
著者等紹介
三野正洋[ミノマサヒロ]
1942年、千葉県生まれ。日本大学生産工学部卒業後、大手造船会社にて機関開発に従事。その後、日本大学生産工学部助教授、准教授を経て定年退職。現在は著述および知的財産の取得など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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PAO
14
どうしてアメリカの戦闘機には「P」と「F」があるのかずっと不思議でしたがこの本を読んでわかりました。黒白縞の「侵攻標識」も初めて知りました。第二次大戦でアメリカ一国の戦闘機生産数は日独伊三国を遥かに上回っていたという事実は大戦の結果にそのまま表れています。またソ連のYak戦闘機がマスタングに匹敵する性能を持っていたというデータや現在でも新品の注文を受けてくれるというのも驚きでした。一機選べと言われたら「P-47サンダーボルト」が逞しくていいですね!それにしても富士重工が疾風を復元してくれることを願います。2018/07/06