出版社内容情報
豊臣から徳川へ――。時代が揺れ動く中、島左近は己の信ずる道を行く。著者急逝により未完となった大作(関ヶ原合戦の歴史読物収録)。
火坂雅志[ヒサカマサシ]
作家
内容説明
人生、意気に感ず―。大和国の守護となった筒井家に、織田信長が明智光秀によって本能寺で討たれたとの一報が届く。去就を決しかねる筒井家で、静観を主張する島左近は、偵察に出た先で山伏を捕捉した。その山伏こそ、羽柴秀吉の奏者・石田三成だった…。なぜ、左近は三成に仕えることになったのか。秀吉の死を機に牙を剥き始める徳川家康。再び風雲急を告げる天下に、“いくさ人”島左近の真価が問われる!
著者等紹介
火坂雅志[ヒサカマサシ]
1956年、新潟県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社勤務を経て、88年、『花月秘拳行』でデビュー。2007年、中山義秀文学賞を受賞した『天地人』は、09年のNHK大河ドラマの原作になった。15年、58歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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