出版社内容情報
7万部突破の「名画」シリーズ第4弾。今回は歴史的背景から名画誕生の謎に迫る。謎解きを愉しむだけでなく、西洋絵画史もつかめる一冊。
日本博学倶楽部[ニホンハクガククラブ]
内容説明
名画の誕生は“歴史”を抜きに語れない!なぜ、ギリシア美術とローマ美術は似ているのか。15世紀のフィレンツェでルネサンスが開花、発展したのはなぜか。バロック芸術を生み出したカトリック教会の秘策とは。18世紀のフランスで享楽的な芸術が生まれた背景とは。古代から中世、そして20世紀に至るまでの名画にまつわる謎と知られざるエピソードを、世界史から解き明かす。カラー写真満載!文庫書き下ろし。
目次
第1号館 古代~中世の絵画―ヨーロッパ絵画の基礎となった信仰の絵画(古代ギリシア・ローマ美術―なぜ、古代ギリシアと古代ローマの美術はそっくりなのか?;ビザンティン美術―キリストになぞらえた皇帝のモザイク画が語るビザンツ帝国の教会制度とは!? ほか)
第2号館 ルネサンスの絵画―天才たちによって紡ぎ出された絵画の革命(プロト・ルネサンス―キリストの磔刑像が、一三世紀になると急激にリアルになる謎;プロト・ルネサンス―ジョットが成し遂げた絵画表現の一大変革とは? ほか)
第3号館 バロック・ロココ期の絵画―王侯貴族の楽しみとして発展した深読みアート(マニエリスム―アンバランスな絵は、王侯貴族の知的な娯楽のためだった!?;フォンテーヌブロー派―フランス宮廷芸術の基礎は、国王の見栄によって生まれた!? ほか)
第4号館 ロマン主義vs.新古典主義―芸術界を二分するふたつの潮流が火花を散らした一九世紀(新古典主義―美術の基礎はフランス革命の宣伝のために作られた!?;新古典主義―アカデミーで酷評されたアングルが新古典派のリーダーになれた背景 ほか)
第5号館 印象派と二〇世紀絵画―写真の時代に絵画芸術はどのような変化を遂げたのか?(印象派―光と色彩の移ろいをとらえる新しい表現方法とは?;印象派―マネが『オランピア』に封じ込めたパリに暮らす人々の闇とは? ほか)
感想・レビュー
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ホークス
ごいんきょ
こぽぞう☆
駄目男
シタン