PHP文庫<br> 池上彰の新聞ウラ読み、ナナメ読み

電子版価格
¥640
  • 電書あり

PHP文庫
池上彰の新聞ウラ読み、ナナメ読み

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 268p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569766515
  • NDC分類 070.4
  • Cコード C0130

出版社内容情報

新聞をこよなく愛する池上彰さんが、「ニュース力」「伝える力」「想像力」等を磨く、その活用法についてわかりやすく教えます。

池上彰[イケガミアキラ]
ジャーナリスト、名城大学教授、東京工業大学特命教授

内容説明

新聞の読み方を変えれば、世の中の見方も変わる―。新聞はどんなときに過ちを犯すのか。政府や政治家の権力を監視しているのか。難解な話題をどのようにやさしく伝えているのか。各紙の報道はなぜ異なるのか…。新聞のウラのウラまで知り尽くした著者が、ネットの時代にあっても身に付けておきたい「新聞の読み方」を、辛口コメント満載の事例を挙げて紹介。

目次

第1章 新聞が過ちを犯すとき
第2章 新聞は権力を監視しているか?
第3章 難しい話をやさしく伝えているか?
第4章 新聞記者の仕事に注目!
第5章 新聞にしかできない報道がある
第6章 鋭い分析と検証で真相に迫る
第7章 新聞の使命を問う
第8章 新聞が伝えない理由
第9章 新聞はどれも同じじゃない

著者等紹介

池上彰[イケガミアキラ]
ジャーナリスト、名城大学教授、東京工業大学特命教授。1950年、長野県生まれ。慶應義塾大学卒業後、73年、NHK入局。報道記者として、松江放送局、呉通信部を経て東京の報道局社会部へ。94年より11年間、『週刊こどもニュース』でお父さん役を務め、わかりやすい解説が話題に。2005年にNHKを退職し、フリーのジャーナリストとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

21
慰安婦報道で過ちを認めるも検証も謝罪も不十分だった朝日新聞、新聞が軽減税率の対象になっても政権批判は出来るのか?巨大スポンサーが何かあった際の報道は?新聞の読み方を少し変えれば、世の中の見方も変わる。「新聞大好き人間」である 著者が新聞の読み方を、様々な事例をあげて紹介。2017/05/11

赤い熊熊

14
10年ほど前の記事もあるので、ある程度時系列に並べてくれていれば話がわかりやすかったかな。編集の問題ですね。朝日新聞の連載なので朝日を多少ヨイショしつつも他紙も良いところは褒めておられる。2017/02/09

もくもく

9
著者が2007年から朝日新聞に連載している「新聞ななめ読み」を一冊にまとめた文庫版です。マスコミ評論と言うのも一種のナマモノで、さすがに十年近く前の事件の報道についての評論っていうのは、懐かしさの方が先にたってしまったりもいたします。しかし、著者の「報道」についてのスタンスはよく判り、言うなれば「マスコミという権力を監視する」という使命感なんでしょうね。本書では例の「『朝日新聞が慰安婦誤報を認めた記事』について著者が評論をしたら、その文章の掲載を拒否された事件」の記録もあって、最も興味深いところでした。2017/08/02

jorge70

9
究極の言論の自由の体現。朝日新聞の紙面上で池上彰が新聞の報道姿勢などを批判するコラムをまとめた本。朝日新聞が取り上げた従軍慰安婦に関する記事を池上さんが批判、一旦ボツになったものの、ボツになったことが社会問題となり、一転掲載されることに。メディアの報道は批判的に受け止めるよう気をつけても、報道内容に流されないのは難しい。池上さんは貴重な存在だ。2017/07/02

Tomoko

6
池上さんの「新聞」への愛を感じました。子供の頃から大好きな新聞、だからこそ、辛口でコメントする。テレビやネットとは違う、新聞だからこその裏取りした記事。連載記事。一紙を毎日読むことも出来ない現状、複数紙を比較読みなんて出来ないけれど、考え方としては参考にさせて頂きます。読了直後に読んだ新聞は、楽しく読むことが出来ました。2017/10/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11451669
  • ご注意事項