出版社内容情報
高齢者は、現役世代より強いストレスに晒されている? 病気、お金、孤独、生きがい……。精神科医が教える上手な老いとの向き合い方。
保坂隆[ホサカタカシ]
精神科医、聖路加国際病院リエゾンセンター長
内容説明
「退屈だけど面倒?」―身体は元気でも気持ちが老いると、心の中に相反するモヤモヤが充満してきます。人生百年と呼ばれる時代も目前なのに、イライラする時間ばかり増えるのでは悲劇です。本書は、そんな老後に特有のストレスを上手にかわす“快適生活術”を精神科医が解説。同じ年をとるにせよ、「楽しい老い方」と「つらい老い方」は自分で選べます。
目次
第1章 老後に特有のストレスとは?―心と身体の「相反する」モヤモヤ
第2章 人間関係のイライラを解消するには?―「言葉」にしなければ何も伝わらない
第3章 心の不安とどう向き合うか?―自分から「余計な心配」を抱え込まない
第4章 身体の心配をどう軽くするか?―「健康第一」が逆に追い詰めることも
第5章 お金の悩みは深刻だけど…―「今ここにある」幸せや楽しみも大事
第6章 老いを忘れさせる生きがいづくり―「明日への方向」を見つめ直そう
著者等紹介
保坂隆[ホサカタカシ]
1952年山梨県生まれ。聖路加国際病院リエゾンセンター長・精神腫瘍科部長、聖路加国際大学臨床教授。慶應義塾大学医学部卒業後、同大学精神神経科入局。1990年より2年間、米国カリフォルニア大学へ留学。東海大学医学部教授を経て現職に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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