PHP文芸文庫<br> 家族連写

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PHP文芸文庫
家族連写

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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569766089
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

あと何回、親に会うことができるか、数えたことありますか――。あなたの心に残る“大切な一枚”が思い起こされる八つの家族の物語。

森浩美[モリヒロミ]
作詞家、小説家

内容説明

結婚や、家庭に興味がないと言い切る交際中の彼女が、僕の家族を目の当たりにして―「しあわせやあ」。そのタワーから、願いを書いた紙ヒコーキを飛ばすと願いが叶うという。亡き母がそこに託したのは―「紙ヒコーキ飛んだ」。提示した入場券が期限切れのため、諦めて帰ろうとする母子に遊園地の男が掛けた意外なひと言「お駄賃の味」ほか、誰もが心に持つ“大切な一枚”が蘇る八つの物語を収めた短篇集。

著者等紹介

森浩美[モリヒロミ]
放送作家を経て、1983年より作詞家。現在までの作品総数は700冊を超え、数多くのヒットナンバーを手がける。2006年に上梓した、初の短篇小説集『家族の言い訳』にはじまる家族小説短篇集シリーズは累計60万部を超えるベストセラーシリーズとなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふう

86
はじめは、少しくすぐったい話で可もなく不可もなくという感じでしたが、読みながら、ほとんどの家族というのはこんなふうに可もなく不可もなくというものかもしれないなと思いました。いろいろな問題を抱えながらも家族でいるためには、くすぐったく思えても相手を思いやる気持ちや言葉が必要だし、自分を育ててくれた親や大人たちに思いをはせることも必要なのでしょう。 失ったものは二度と帰ってこないから、後悔したくないから、と言い聞かせて、わたしも何とか家族と向き合っています。2017/02/07

tengen

37
支えになることもある 悔いることにもなる それでも心に連なる映像は あなたが生きた証となる ☆大阪のおばちゃんそのものの母、その喜寿祝へ独身主義者の彼女を連れてく☆父が趣味のカメラをやめた訳☆初めてのお給料で☆子供が生まれ家族になり子供が巣立ち夫婦に戻る☆亡き母の里に引っ越した父☆家族写真を毎年撮り続ける理由☆貧しかった日を思い出す☆チョビとの出会いとお別れ☆彡しあわせやなあ/ピンボケ/温かいお札/妻の逆あがり/紙ヒコーキ飛んだ/ほら撮るよ/お駄賃の味/ここにおいで 2024/09/10

おと

10
借りて読んだ本ですが、まず文字が大きいのにビックリ。家族にまつわるちょっといい話を集めた短編集。読みやすくてどれも心温まるお話ばかりなんだけど、なぜか残らない。合わなかったのかな?2017/02/01

Ayakankoku

9
森浩美さんの本は、やはりどれも心が温まる。「妻の逆上がり」「お駄賃の味」が特に良かった。時折読み返したくなる1冊。2020/03/25

masayuki

9
ここには殺人事件も起きないし、わくわくするような冒険もない。あるのは平凡といってもいい日常だけ。それなのに人の心を揺さぶるドラマがある。心がほっこりとなる物語がある。「お駄賃の味」の新井先生、思いやりが胸に沁みた。「ここにおいで」は泣いてしまった。ちょうど飼っていた猫が死んでしまった直後だったので、飼い犬を亡くした家族の悲しみがとてもよく分かった。今回も森浩美さんの紡ぐ優しい物語に心が洗われた。2016/10/20

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