PHP文庫<br> 田中角栄 頂点をきわめた男の物語―オヤジとわたし

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PHP文庫
田中角栄 頂点をきわめた男の物語―オヤジとわたし

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  • サイズ 文庫判/ページ数 314p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569766058
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

新聞社の政治部記者から田中角栄の秘書になり勇名をはせた著者が、政治の舞台からプライベートまで、天才政治家の生の姿を活写する。

早坂茂三[ハヤサカシゲゾウ]
政治評論家

内容説明

新聞社の政治部記者時代に田中角栄と出会い、以後23年間、敏腕秘書として勇名を馳せた著者が、政治の舞台からプライベートまで、天才政治家の生の姿を活き活きと描く。貧より身を起こし、不屈不撓、小学校卒の角栄が、54歳の若さで日本の最高指導者に登りつめた秘密のカギは何であったのか?刊行当時ベストセラーとなった著者渾身のデビュー作、待望の復刊。

目次

私はオヤジの家来になった
未来は青年のものだ
北辺のハナタレ小僧
土方は地球の彫刻家である
右手の拇指に残るかすかな青い線
一言―「体だけは気をつけてください」
友情は風雪にさらされて育つ
田んぼの中から一言、「泣くな!」
米よこせデモのプラカード
マリア様なのかもしれない〔ほか〕

著者等紹介

早坂茂三[ハヤサカシゲゾウ]
1930年北海道函館市生まれ。1955年早稲田大学政治経済学部卒業後、東京タイムズ社に入社。政治部記者時代に田中角栄と出会い、その後23年間、敏腕秘書として勇名を馳せた。田中の病気療養を境に、フリーの政治評論家として活躍。2004年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

薦渕雅春

12
1993年に集英社文庫として刊行された「オヤジとわたし」を復刊したもの。そんな昔の著作とは思わなかった。著者は新聞記者から角栄の秘書に転じ 後にテレビ等でも有名になった。ブラウン管を通して話は聞いたことがあったが、著作を読むのは初めて。角栄 曰く「新聞で信用できるものが三つある。死亡記事に株の値段、それにテレビの案内欄だ。この三つにウソはない」と。「政治とは国民の暮らしをよくするためにある。政治の仕事は国民の邪魔になる小石を丹念に拾って捨てる。国の力でなければ壊せない岩を砕いて道をあける。それだけでよい」2017/01/11

やな

8
角さんの人柄がわかる。こんな人は二度と現れんやろな〜2016/07/05

Salsaru

8
先日読んだ、見城さんみたいだと思った。2016/06/05

くものすけ

5
日中国交正常化の実現を総理大臣就任後わずか2カ月で成し遂げたところは第一に評価されるべき所。この点中国では未だにもっとも尊敬される日本の政治家としての評価はNO.1であるのも納得。ロッキード事件の話が一言も書かれていない。私設秘書としてどうかかわっていたのか、疑問が残る部分ではある。2019/07/05

肉尊

5
田中角栄の秘書を23年間務めた早坂茂三による角栄伝。「政治が国民の手の挙げ方、足の運び方まで指図する必要はない。政治の仕事は国民の邪魔になる小石を丹念に拾って棄てる。国の力では壊せない岩を砕いて道をあける。それだけでよい」(P281)筆者は角栄の人間性に相当惚れ込んでいたんでしょうね。金権事件を引き起こしながらも、未だ戦後史で最も人気のある偉人ー田中角栄。その魅力が伝わってくる作品でした。2017/07/20

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