出版社内容情報
12年に渡りマザー・テレサと親交のあった著者が語る、マザー本人から聞いた大切な教えと愛に満ちたメッセージ。列聖を祝して文庫化。
五十嵐薫[イガラシカオル]
社団法人ピュア・ハート協会代表
内容説明
貧しい人たちに尽くしたことで知られるマザー・テレサ。彼女はなぜ、世界中から愛されるのか―?本書では、100回以上のインド訪問を通してマザー・テレサと実際に出会い、帰天の日にも立ち会った著者が、愛と真心に満ちたマザーの言葉と教えを紹介。彼女に救われた日本人のエピソードも交えつつ明かされる、生前のマザーが本当に伝えたかったメッセージに、思わず涙がこぼれる1冊。
目次
第1章 マザー・テレサ愛の贈り物(あなたが私にしてくれた You did it to me.;この世でもっとも不幸なことは、自分なんてこの世に生まれてくる必要がなかった、自分なんて誰からも愛されていないと思うことです ほか)
第2章 マザー・テレサ愛の情景(ただ手を握って、祈ってあげなさい。それだけでいいのよ;あなたは目が見えなくなって幸せですね。それは神様からのプレゼントです。目が見えなくても、心の目が開くのです。心が一番大切なのですよ ほか)
第3章 マザー・テレサ愛の教え(愛はわかち合うものです;これからプレム・ダンに行ってボランティアをしなさい ほか)
第4章 マザー・テレサ愛の祈り(ただ祈りなさい;その痛みを捧げて祈ってください ほか)
第5章 マザー・テレサ愛の遺言(『I THIRST』このイエスの叫びを忘れてはいけません;私の名前を使ってお金を集めないでください ほか)
著者等紹介
五十嵐薫[イガラシカオル]
1953年1月30日、山形県鶴岡市生まれ。電気通信大学物理工学科卒業。ミネベア株式会社に入社。電子設計を担当し、シンガポールに出向。退社後、波場武嗣氏のもとで生涯学習セミナーに携わる。一方、十数年間、不登校をはじめ、悩みを持つ青少年たちと共同生活を送る。1985年、マザー・テレサのもとでボランティアの精神を学ぶ「インド心の旅」を始めた。マザー・テレサとの出会いを機に、1999年、NPO法人レインボー国際協会を設立し、翌2000年、インドのコルカタに、親のない子どもと満足な医療を受けられない人々のために、レインボー・ホームを建設した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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