出版社内容情報
なぜ、日本は“敗戦国”から抜け出せないのか?――新進気鋭の憲政史家が、歴史認識を根本から改める覚悟を日本国民に迫った戦慄の書!
【著者紹介】
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内容説明
日本は世界に誇るべき「近代文明」を有しているのに、なぜ永遠に敗戦国のままなのか?―それは国際政治の掟(ルール)を形づくる「本当の世界史」を知らなさすぎるからだ。本書は、気鋭の憲政史家が十字軍やウェストファリア体制、第二次世界大戦の総力戦の実相を繙きつつ、日本人に“世界史観”を改める覚悟を迫った一冊。正しい歴史認識こそ最大の武器である!
目次
序章 安倍内閣が「歴史問題」を解決できない理由
第1章 近代の前提―歴史問題を解決させたくない
第2章 ウェストファリア体制と反近代の衝動
第3章 ヨーロッパ近代の成立と身勝手な「文明」の押しつけ
第4章 総力戦では歴史認識こそが最大の武器
第5章 日本は敗戦国から抜け出せないのか
終章 敗戦国から抜け出す方法
著者等紹介
倉山満[クラヤマミツル]
1973年、香川県生まれ。憲政史研究家。1996年、中央大学大学院文学研究科日本史学専攻博士課程単位取得満期退学。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員を務め、2015年まで日本国憲法を教える。2012年、コンテンツ配信サービス「倉山塾」を開講、翌年には「チャンネルくらら」を開局し、大日本帝国憲法や日本近現代史、政治外交について積極的に言論活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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