出版社内容情報
戊辰戦争にあって、少年武士が集団自決する悲劇を生んだ白虎隊。伝説化したこの話を史料を踏まえ、俯瞰的かつ詳細に解説した力作。
【著者紹介】
作家
内容説明
白虎隊士は、飯盛山で短き命わ終えた士中二番隊の十九士だけではなかった―。本書は、白虎隊と総称された会津藩の五つの少年部隊の、越後口、戸ノ口原、会津城下、篭城戦での戦いと、その激戦を生き延びて、苦難の明治時代を生きた者たちの生と死の軌跡をたどる一冊。会津藩に取材した多くの作品を発表してきた著者が、最新の研究成果を増補して加筆。白虎隊の実像と全体像に迫った決定版。
目次
第1章 その成立前後
第2章 戦雲近づく
第3章 白虎士中二番隊・戸ノ口原の戦い
第4章 白虎士中一番隊・城下の戦い
第5章 飯盛山にて
第6章 開城まで
第7章 自刃十九士の発見とその後
補遺その1 日向内記の真実
補遺その2 第二の白虎隊―郡長正の自刃前後
著者等紹介
中村彰彦[ナカムラアキヒコ]
1949年、栃木県生まれ。東北大学在学中に「風船ガムの海」で第34回文學界新人賞佳作入選。87年『明治新選組』で第10回エンタテインメント小説大賞を受賞。93年『五左衛門坂の敵討』で第1回中山義秀文学賞を、94年『二つの山河』で第111回直木賞を、2005年『落花は枝に還らずとも』で第24回新田次郎文学賞を、また15年には第4回歴史時代作家クラブ賞実績功労賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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