出版社内容情報
子育ての悩みはどうすればいいの? 食事、友達関係、親子関係など様々な問題を通して、子育てで一番大事なことを教えてくれる決定版。
【著者紹介】
子育てアドバイザー
内容説明
子育ての基本姿勢、生活習慣、友達関係、子どもとの距離感など、親なら誰もが抱える悩み・疑問をスッキリさせる一冊。「座って食べてくれない」「友達のおもちゃを取る」「子どもを泣かせて自己嫌悪に…」などリアルな声に答えながら、著者ならではの温かいメッセージでママとパパと心をラクにします。子育てがきっと楽しくなるヒントが満載の、本当に役立つ育児書第二弾。
目次
その1 子育てに悩むすべての人へ
その2 食事の悩み
その3 排泄の自立の悩み
その4 友達関係の悩み
その5 子どもとの関わり方の悩み
その6 子どもとの距離感に悩んでいる人たちへ
その7 子育てを通して親の自己肯定感を高める
その8 子育てで目指せばいいたったひとつのこと
著者等紹介
須賀義一[スガヨシカズ]
1974年生まれ。子育てアドバイザー。東京都江戸川区の下町に生まれ。大学で哲学を専攻するも人間に関わる仕事を目指して、卒業後国家試験にて保育士資格を取得。その後、都内の公立保育園にて10年間勤務。子どもの誕生を機に退職し、子育てアドバイザーとして、子育てについての研究を重ね、執筆、講演活動、ワークショップを展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みっくす
55
6歳児のムスコ、最近あまりに生意気な発言が増えて母は悩み、自信喪失、疲労困憊…。育児本に頼るのは自信がない証拠だなと思いつつも、第一弾も良かったので読みました。上っ面だけの一時しのぎのテクニックなどではありません。子育てを難しくするありがちな問題点を指摘してくれていて図星のことも多々。日本ではずっと支配的な育児がなされてきて良しとされてきましたが、負の連鎖は断ち切らないとですね。子供も自分も今もこれからも楽しく生きてけるように。筆者の考え方が好きです、辛くなったら何度も立ち返りたい。2017/01/12
majiro
10
著者みたいな人の存在そのものが、心をラクにしてくれるよな・・・。心配の種はつきないし、自信はなくなる一方だし。でも、そんな方向で人生終わりまで行っちゃって、自分はもとより、子供たちそれでいいのかよという境地?に思い至って。それからもまたぐるぐるやるんだけど、ともかく、なるべく結果が良くなるように、適宜、気合い入れたり力抜いたりして、やるっきゃないんだよな〜。2016/05/26
人間
9
最近二歳間近の息子が反抗期でお手上げだなと感じることがしばしばあって読みたくなった。もしかすると、家と保育園と職場を往復する忙しさの中で、息子から見れば「カーチャン最近ダメ出しばっかりでつまんねえなあ」と思っていたのかもしれない。意図的にスキンシップや褒めること、受け止める言葉を増やして行かなきゃと気がついた。支配や制御の観点から子供を見ていないかも再確認したい。トイトレの考えはすごく参考になった。下手なプレッシャーは子供の自尊心を傷つけ、その後の成長にも影響を及ぼしかねない。親が躍起になってはいけない。2020/02/05
星の王子さま
8
保育の、基本。乳幼児期に、子を受容していく大切さが描かれていた。 難しく考えず、周りとも比べず、目の前の子と触れあい、目を合わせ、心で関わっていこうと思えた。大人の思いも大切に、受けとめつつ、無理な要求は断る。そこで子が葛藤する経験が大切。 2016/03/06
コモックス
3
イヤイヤ期終わったはずの4歳の子どもの癇癪や甘えに悩んでたときに出会った本。小手先のテクニックじゃなく、とにかく可愛がって、愛情で満たしてあげるという当たり前だけど当たり前にできてないことが大事なんだね。再確認。忙しくて幼稚園と習い事のお迎えで、あとは食事してお風呂入ってと事務的に育児してたけど、そこに愛情が足りなくて子どもはキーキーとして求めてたんだろうな。明日からもっと時間と心に余裕を持って、「無条件の存在の肯定」をしてあげたい2020/11/01