出版社内容情報
ダイブツ、ナミダ、ナガシタ。ウミニ、オニガ、アラワレタ……とのインコの予言が。鎌倉市役所心霊相談課(GPS)が市民の悩みを解決!
【著者紹介】
作家
内容説明
暁家の女には代々、鬼が見える―そんな宿命を背負った鎌倉に住む女子高生・暁奈々は、鬼火が現れたのをきっかけに“鬼払い”を手伝うよう告げられる。同時期、鎌倉への出張を命じられた京都市役所心霊相談課(通称GPS)の凛花と大吉は、鎌倉市役所の深沢晃士と共に、不審死を調査することに。さらに事件の裏では、怪しい宗教団体の教祖・笛吹玄心の影が!?謎と恐怖が疾走する、傑作長編。文庫書き下ろし。
著者等紹介
木下半太[キノシタハンタ]
1974年、大阪府生まれ。映画専門学校中退後、脚本家、俳優として活動を始める。劇団「渋谷ニコルソンズ」主宰。2006年に『悪夢のエレベーター』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
相田うえお
158
★★☆☆☆ 17008 特殊能力者を探し出してメンバー化する怪しい集団。市役所の心霊相談課。鬼退治の女系家族。もうこれだけでドタバタっていう感じがしますよね。目まぐるしい流れで読むのに疲れました。登場人物に大吉君っていう人がでてくるんですが、ひらがなで書けば だいきち ですよね。で、小学校の友達の兄が三吉君だったんですよ。ここで、皆さんの多くは多分、さんきち って読んだでしょ?当方、さんきち と決めつけてしまってて。あとから聞いたら みつよし というらしく、思い込みって良くないね〜。2017/01/23
あゆみ
12
★★★★☆ さらっと読めるけど、視点がころころ変わり、出来事に対する説明が少ないまま話が進む。異能力者たちまで登場するが、その目的もよくわからず疑問だらけ。シリーズ終了後まとめて読む方が楽しめるかな?大吉を応援したい。2015/12/30
シアン
10
GPSシリーズ第2弾。幽霊だけじゃなく、鬼も登場するなど、カオスな状況に。壮大な事件に発展しそうな予感がするが、まだまだ前哨戦と言った感じ。続編に期待。2015/12/06
だにぃ
7
いつもの読みやすさ、軽さです。大仏消えたらどうなったの?とか説明抜きだし。多分次の舞台は沖縄だから「踊るシーサー」とか??2015/11/18
絵美
5
うぅぅ~ん…。なんだかチープな展開になってきたぞ……。タイトルにある大仏とか、ストーリーに全く関係なかったね。 来月の新刊情報によると、次は沖縄が舞台の模様。なんでもありすぎて、ズルいよなぁ…これは。とりあえず、ボンド(と名乗る霊)の正体が分かったことだけが収穫。2015/12/28




