PHP文庫<br> 世界といまを考える―是枝裕和対談集〈2〉

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世界といまを考える―是枝裕和対談集〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 327p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569764474
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0195

出版社内容情報

映画監督が作家・クリエイター・音楽家と語らった時、何が見えてくるのか。是枝監督が各界著名人と語らった対談シリーズの第二弾。

【著者紹介】
映画監督、テレビディレクター

内容説明

「表現とはコミュニケーション」「せめぎ合うから、本当におもしろいものができる」―。是枝監督が、今度は谷川俊太郎、松本隆、糸井重里ら13人の作家・音楽家・クリエイターと語り合った。話題は、物語が生まれる瞬間、表現とは何か。現代日本の危機、音楽と映画、都市と人へと広がり、時には創作秘話、幼少期の思い出も。読む者の想像力を刺激する対談集。好評第2弾。

目次

第1章 作家と語る(川上弘美―“うそばなし”が生まれる瞬間;本多孝好―「死」を通して描く「生」;島森路子―「九条」を手がかりに日記を描いた;永田和宏―「家族」、「時間」、そして「ことば」;谷川俊太郎―詩をいうメディアを拡張する)
第2章 音楽家と語る(岸田繁(くるり)―作品を太くするための「前向きな妥協」
スガシカオ―映画と音楽からよみがえる風景
松本隆―映画『空気人形』が描く、都市と人の風景)
第3章 クリエイターと語る(糸井重里―震災を経て、なお得られるもの;箭内道彦―「自分で考える」というメッセージを発信する;瀧本幹也―いちばん長く続いている趣味;黒澤和子―素顔の黒澤明を語る;葛西薫―希望と絶望が同居する作品を)
エッセイ ヌガー

著者等紹介

是枝裕和[コレエダヒロカズ]
映画監督、テレビディレクター。1962年、東京都生まれ。87年に早稲田大学第一文学部文芸学科卒業後、テレビマンユニオンに参加。主にドキュメンタリー番組の演出を手掛ける。2014年に独立し、制作者集団「分福」を立ち上げる。1995年、初監督映画『幼の光』がヴェネツィア国際映画祭で金オゼッラ賞受賞。2004年、『誰も知らない』がカンヌ国際映画祭史上最年少の最優秀男優賞(柳楽優弥)受賞。2013年、『そして父になる』がカンヌ国際映画祭審査員賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

42
今最も注目している日本人の映画監督、是枝さんの2冊目の対談集。CM撮影の愚痴や安部政権批判等の本音トーク満載で面白く読了。箭内道彦さんの「20代後半の昔の自分に向けて作品を作る」や、谷川俊太郎さんの「詩とは自分の内側にあるものを表現するのではなく、世界の側にある豊かさや人間の複雑さに出会った驚きを記述する」等の箴言を掬う才能に感心します。2016/02/23

ぐうぐう

27
是枝裕和の対談集第二巻に登場するのは、作家と音楽家とクリエイター。それぞれの作品に向ける姿勢や考え方が窺えておもしろい。川上弘美が「私、小説はみんな『私小説』だと思ってるんです。自分とは無関係なことを書いているようで、結局自分のことしか書けない。映画はどうですか」と問えば、是枝も「同じだと思います」と答える。糸井重里との対談で是枝が「僕の映画は、僕が演出しているというよりかは、役者の側から出てきたものを見つけて、それを定着させていくという作業の蓄積でできているんです」と説明しているのに納得。(つづく)2016/12/03

akihiko810/アカウント移行中

23
是枝監督の対談集第2集。対談相手は作家と音楽家とクリエイター。印象度B+  是枝監督作品の、小学生兄弟お笑いコンビまえだまえだが主演を務めた「奇跡」は、私のオールタイムベスト20には入る作品なのだけど、その作品の話が結構載っていてうれしい。「奇跡」撮影中に東日本大震災に見舞われて、火山噴火の場面をどうするか考えた、とか。まえだまえだの弟は特に本能的で、演出がいらなかった、とか。「奇跡」は本当に子役の見せ方、撮り方が自然で素晴らしいのだ。未見の方はぜひ観てほしい是枝作品。2024/01/10

tomonokko

20
そもそも映画をあまり見ないので、失礼ながら是枝監督の作品は「幻の光」「奇跡」しか見たことがない。穏やかそうな方という印象だったけど、対談の中で触れられる政治や社会に対する確固たる考えを聞くとなかなかに1本筋の通った方だ。一つの作品を創る時、共に仕事をする仲間が、監督が口にせずとも意図を読み取り、尊敬や信頼に値する結果を提示していく様が素晴らしい。さすがプロの集団。岸田繁(くるり)、川上弘美、本多孝好を目当てで手に取ったけれど、クリエイターとの対談が思いのほか面白かった。とても読み応えのある1冊。2016/08/25

14
野田正彰「人は喪の途上においても創造的であり得る」これは納得できる。偶然にも、お世話になった人を喪う時期と、新しい友人との素敵な出会いが重なったことがある。大袈裟だけれど、人の運命は常に変わり続けていくと思った▼古い世代に反抗し、自分の世界に閉じ込もっているけれど、それを誇りある個人主義にまでは昇華できない。結局、上から降り注ぐ物語に回収されていく新しい世代。うーん、痛すぎる...2018/10/22

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