PHP文庫<br> 日本の攻城戦55

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PHP文庫
日本の攻城戦55

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  • サイズ 文庫判/ページ数 316p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569764221
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C0121

出版社内容情報

日本に名城は数あれど、実際に合戦が行われた城は意外に少ない。野戦に匹敵する攻城戦の醍醐味を、日本史から55例を厳選して紹介!

【著者紹介】
作家

内容説明

城を攻める、城を守る―これほど武力と知力を尽くした戦闘はない。本書では、北海道から九州まで、戦闘的に見るべきものがあった55の攻城戦を厳選。外国での従軍経験もあり、実際に戦闘地を歩いた著者が、独自の視点から名将たちの戦術・戦略をわかりやすく解説する。今も雄姿を見せる会津若松城や犬山城、美しい遺構の残る岩村城や月山富田城など、図版や写真満載で紹介。

目次

北海道・東北(志苔館(北海道)―小林良定対アイヌ
五稜郭(北海道)―旧幕府軍対明治新政府軍 ほか)
関東(鉢形城(埼玉県)―北条氏邦対豊臣秀吉
川越城(埼玉県)―扇谷上杉朝定対北条氏綱 ほか)
中部・甲信越・北陸(野田城(愛知県)―菅沼貞盈対武田信玄
長篠城(愛知県)―織田信長・徳川家康連合軍対武田勝頼 ほか)
近畿(小谷城(滋賀県)―浅井長政対織田信長
佐和山城(滋賀県)―石田正継対徳川家康 ほか)
中国・四国・九州(月山富田城(島根県)―尼子義久対毛利元就
備中高松城(岡山県)―清水宗治対羽柴秀吉 ほか)

著者等紹介

柘植久慶[ツゲヒサヨシ]
作家、軍事ジャーナリスト。1942年、愛知県生まれ。1965年、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。在学中より、コンゴ動乱やアルジェリア戦争に参加。1970年代初頭よりアメリカ特殊部隊に加わり、ラオス内戦に従軍する。1986年より作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ピオリーヌ

4
様々な攻城戦の概要について学ぶことができ、日本史、特に戦国時代・幕末に詳しくない私としてはとても楽しく読めた。最新の研究とは乖離している内容もあるようだが、著者は歴史の専門家でもないので良いのではないか。丁度岐阜城を訪れている最中にこの本を読めたこともまた楽しかった。2020/01/04

岡本

2
時系列では無く地域別に分けた結果、話が前後しがちで続けて読むと同じ話が繰り返されていて何とも読みにくい(小牧城の解説の後に犬山城の解説があり小牧・長久手の戦いの話が繰り返されている等)。更に著者自身フィールドワークを重ねたとはいえ、戦国時代が専門では無いのか高齢のせいか旧説を多様する事が多く読んでいてむず痒い。ついでに言えば三成、勝頼、信雄、秀次などを嫌っており、「暗愚だからしょうがない」というバイアスによる解説が多くされている。全体的に読みにくく決め付けも多いのでオススメは出来ない一冊でした。2015/12/15

ぼいど

1
角度としては面白い観点からまとめた本だなぁとは思います。これこそが城の存在理由のうち大きな1つだからね。まぁそれはタイトルだけで解ることなので、だからこそ買ったのですが^^; ただまぁ55もまとめて載せたせいなのかちょっと記述がどれも薄くて、表面の事柄だけを舐めたって感じが否めないのが残念です。需要があるはさておき^^;もっと攻城図とか細かい戦の経緯とかまで載せた厚い本で作ってくれるとかなり嬉しいんですけどねぇ。 あと1つどーしても触れておきたいこととして……この人どんだけ石田三成嫌いなんだよw2015/10/07

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