出版社内容情報
「三つの力」でコミュニケーション力を鍛えれば、対話上手になり、ストレスが減り、成果を上げることができる。究極の対話術を紹介。
【著者紹介】
教育学者、明治大学教授
内容説明
本書は、著者が40年間実践しつづけてきたマッピング・コミュニケーションの技法について詳しく解説したもの。自分と相手の間においた紙に、話しながらメモをするだけで、言いたいことが伝わらないストレスが激減し、対話能力が格段に向上するのだ。コミュニケーション力が鍛えられると、社会性が獲得できる。自分の世界が広がる。新しいアイデアがわき出てくる。クリエイティブな会話は人生を豊かにする。
目次
序章 対話上手はストレス知らず
第1章 コミュニケーションにおけるストレス―なぜ人といるとストレスがたまるのか
第2章 マッピングで対話上手になる
第3章 快感を感じるコミュニケーション―暗黙知を共有すればするほどストレスは減る
第4章 コミュニケーションを鍛える“三つの力”
第5章 マッピング・コミュニケーションを応用する
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス、新潮学芸賞)、『声に出して読みたい日本語』(草思社文庫、毎日出版文化賞特別賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
B.J.
7
●ストレスを感じる会話のひとつに、情報のない会話がある。逆にいうと、何かひとつでも役に立つ情報が入っていると、その会話はムダではなかったという気持ちになれる。 ●雑学の特徴は、知識と知識の間に脈絡がないこと。出し方によっては、知識をひけらかすだけになってしまう。 ●会話に「引用」を用いることで、薄っぺらな個人の後ろに、歴史や厚みのある文化を感じさせることができる。 ・・・本文より2020/02/24
Soccer315
5
自分が、賢いと勘違いして相手に一方的に話してしまうことが、けっこうあったと思う。これから対話を重視していきたい。2016/02/21
こじ
3
対話(コミュニケーション)において一番不快なのは自分の意見が相手に伝わらないことだ。 それを解決する手法として著者はマッピングコミュニケーションを提案している。 マッピングコミュニケーションとは会話を重要度に合わせ、紙に書留ながら会話する手法だ。2017/04/26
ことり
1
この人の語り口調がすきで、買ってみたけれど、この本は合わなかった。コミュニケーションの可視化?みたいな技術の本。2016/01/31
ぎるっちょ
0
コミュニケーションのストレスは相手とのずれから発生するなと実感する日々ですが、どうすればいいのかをノウハウ的な感じで読めて面白かったです。2024/07/24
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