出版社内容情報
「プロが選ぶ日本の旅館100選」35年連続日本一の和倉温泉・加賀屋。宿で働く人たちの言葉から本物のおもてなしとは何かを探る。
【著者紹介】
ジャーナリスト
内容説明
「ありません」「できません」は言いません。マニュアルはただの形に過ぎません。―「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で、35年間総合1位を獲得している石川県和倉温泉・加賀屋。宿泊客から寄せられた感謝の手紙と、宿で働く人たちの言葉から、本物のおもてなしの心を探る。定員1400人を誇る巨大旅館で、なぜ日本一の接客ができるのか?ベストセラーの単行本に近況を書き加えた決定版。
目次
第1章 人生が出会う宿
第2章 接客十戒
第3章 もてなしの宿の女性軍団
第4章 一客入魂の脇役
第5章 ホテルは足し算・旅館は引き算
第6章 加賀屋の暖簾と人々の人生を背に
最終章 途切れていなかった流儀―それからの加賀屋
著者等紹介
細井勝[ホソイマサル]
1954年石川県生まれ。20年の新聞記者生活を経て、2001年にフリーランスライターとして独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜郎自大
4
加賀屋さんをべた褒めする提灯記事が満載だと思われるが、それを通してもこの旅館の凄みが滲み出てくる。著者はボロいが対象となる加賀屋さんはこれだけ大きな組織でも使命感を持って働いている人が大勢いるだろうと思うと、組織論に興味が湧いてくる。おもてなしとは先読み、先回り、先手を打つ、ということがわかった。2018/10/17
Vamos a gozar♪
3
お客さまへの愛、従業員への愛、仕事に対する愛、会社への愛。いろんな愛が詰まった本。通勤電車の中で、何度も泣きそうになりました。これを読めば、加賀屋のすごさが分かります。2015/10/27
ブッシュ
2
おもてなし、これは日本独自の言葉だと思いますが、加賀屋さんはお客様の事細かな所に気付いて接客係がお客様を思って動く。これが本当のおもてなしなのかと痛感しました。そして、ここまで社員の事を思う旅館というのも本当に素晴らしいです。誰でもそういう教育が出来る訳ではありませんが、仕事仲間、あるいは社員を思う気持ちっていうのを大切にしたい。そういう思いになりました。2016/02/23
mos
0
顧客満足度2017/07/09
Mark X Japan
0
一位を保てないとどうなるかも考えて、日々努力する姿が、加賀屋ブランドです。最善を尽くすことも大切ですね。☆:3.52015/10/14
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