出版社内容情報
からくり人形に脅迫文が隠されているのが発見された。やがて人里離れた古い館・偶人館で殺人事件が起きる。不朽の傑作歴史ミステリー。
【著者紹介】
作家
内容説明
「べんきちはゆるさないぞ」―江戸末期のからくり師・大野弁吉の名前が記された謎の脅迫文が、古い人形から見つかった。その脅迫文を異常なまでに怖れる人形蒐集家の姿に、デザイナー・矢的遙は不信感を覚える。真相を探るうち、「偶人館」と呼ばれる人里離れた曰くつきの館で、奇怪な殺人事件が…。古い館に仕掛けられた数々のからくり、封印されてきた意外な歴史に震えが止まらなくなる、傑作ミステリー。
著者等紹介
高橋克彦[タカハシカツヒコ]
1947年(昭和22年)、岩手県生まれ。早稲田大学卒。83年、『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞を受賞し、文壇デビュー。86年に『総門谷』で吉川英治文学新人賞、87年に『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年に『緋い記憶』で直木賞。2000年に『火怨』で吉川英治文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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