PHP文庫<br> 地図で読む「魏志倭人伝」と「邪馬台国」

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地図で読む「魏志倭人伝」と「邪馬台国」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 243p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569762616
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0121

出版社内容情報

纏向遺跡は邪馬台国の都? なぜ卑弥呼は女王になった? 魏はなぜ卑弥呼に金印を贈った?――世界史の視点から邪馬台国の真相に迫る!

【著者紹介】
文学博士、明治学院大学教授

内容説明

邪馬台国の謎を解くカギとなる「魏志倭人伝」。特に最大の謎は邪馬台国の場所だ。倭人伝では、朝鮮から邪馬台国までを約8,000キロとしている。これは直線距離で日本からメルボルンまでの距離と同じだ。なぜ邪馬台国は異様に遠い国とされたのか?そこには、邪馬台国を「遥か遠くの大国」としたい司馬懿の思惑があった!!2世紀前後の世界情勢を踏まえつつ、この謎に大胆に迫る!文庫書き下ろし。

目次

第1章 中国の歴史書の中の倭国(前漢代に中国と交易を始めた倭国;『後漢書』にみえる倭の奴国 ほか)
第2章 日本古代史の流れの中でみた邪馬台国の時代(中国文明圏と日本;中国民族の成り立ち ほか)
第3章 異民族との交渉からみた古代中国の王朝(武帝のもとで全盛を迎えた前漢朝;草原の雄、匈奴の全盛 ほか)
第4章 東夷と呼ばれた国々(中国支配以前の中国東北地方、沿海地方、朝鮮半島;中国系の衛氏朝鮮の成立 ほか)
第5章 卑弥呼の外交と大和朝廷の発展(倭国を東方の神仙境とみた中国人;倭国の朝貢を心待ちにしていた司馬懿 ほか)

著者等紹介

武光誠[タケミツマコト]
1950年、山口県防府市生まれ。1979年、東京大学大学院国史学博士課程を修了。文学博士。現在、明治学院大学教授。日本古代史を専攻し、歴史哲学的視野を用いた日本の思想・文化の研究に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

黒猫

13
「一女子を立てて王と為し、名付けて卑弥呼と曰う」。高校の教科書におそらく必須の資料として出てくる「魏志倭人伝」の一節だ。この本は、魏志倭人伝の教科書みたいなもので、卑弥呼と三国志が好きな人にはオススメ。邪馬台国が九州にあったことを前提に話が進みます。邪馬台国論争の本ではありません。倭人が中国の南部に住んでいたのではないか?などの話は興味深く、司馬懿が政治的な目的で必要以上に邪馬台国を大国にみせたなどの話は根拠がないけどあり得なくはない。異民族の話など中国の話もたくさんあるから楽しい。楽浪郡とか懐かしや~。2017/01/27

雛子

8
邪馬台国を大陸や西方諸国との関係からとらえた興味深い一冊。邪馬台国が日本のどこにあったのかといったようなことも大切だけど、世界のなかでの邪馬台国ひいては倭国の位置づけという観点も同じように大切だって思う。でも、よくある邪馬台国の謎解きを期待して読むと違うかも?2016/03/27

スナフキン

1
邪馬台国の謎、とかより当時の中国からひもとく東アジアの世界観という本です。この本では邪馬台国は大分県と福岡県のあたりにあったという前提で話が進んでますね。曹真と司馬懿は三国志好きなら誰もがわかる名前です。曹真が西の異民族に朝貢させたのに対抗し、司馬懿が東の倭国を同じぐらい大きなくにだと見せかけるために、距離や人口を大きく盛ったという説は確かに納得出来て面白かったです。2020/06/07

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