出版社内容情報
大坂の陣から400年――「最後の戦国武将」と称すべき真田幸村と後藤又兵衛の熱き生き様を、新解釈で勇壮に描いた本格歴史小説。
【著者紹介】
作家
内容説明
五十男にして若殿と呼ばれる幸村、遊女屋で用心棒ぐらしする又兵衛。不遇の軍略家二人が、大坂城に入った。又兵衛が警戒する真田家の謎のスナイパー、幸村の脳裏に蘇る長篠の記憶、突如現われた亡父・昌幸と瓜二つの老人、そして決戦前夜の二人の秘策…。戦いの行方はいかに?全く先の読めぬ大坂の陣を展開させつつ、戦国最後の戦いに賭けた男たちの熱き魂を描いた力作長編。
著者等紹介
高橋直樹[タカハシナオキ]
1960年、東京都生まれ。國學院大学文学部卒。92年「尼子悲話」で第72回オール讀物新人賞を受賞。95年「異形の寵児」で第114回直木賞候補。97年『鎌倉擾乱』で第5回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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