PHP文庫<br> 歴史とは何か―世界を俯瞰する力

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PHP文庫
歴史とは何か―世界を俯瞰する力

  • 山内 昌之【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 341p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569762432
  • NDC分類 201
  • Cコード C0120

出版社内容情報

いかにすれば歴史の真実に辿りつけるのか、いかにすれば伝えられるのか。古今東西の歴史を取り上げつつ、歴史学の意義と使命を問う。

【著者紹介】
東京大学名誉教授

内容説明

いかにすれば歴史の真実に辿りつき、いかにすれば真実を伝えることができるのか…。本書はヘロドトス、司馬遷、吉田松陰、福沢諭吉ら古今東西の歴史を紡いできた人々を取り上げ、彼らがいかに歴史をとらえたかを、イスラム史の第一人者が解説したもの。歴史学の使命と意味を解き明かすだけでなく、激動の時代を生きる現代人に、世界との向き合い方を示唆してくれる

目次

序章 こだわりと疑念―なぜ歴史を考えるのか
第1章 天道、是か非か―歴史のメッセージ
第2章 ヒストリーとストーリー―科学と文学の間
第3章 危機における歴史―歴史家の使命
第4章 広がる歴史―文明の接触と衝突
第5章 世界史と日本史の出会い―構造の転換
終章 リアリズムと理想主義―現代歴史学の志

著者等紹介

山内昌之[ヤマウチマサユキ]
明治大学特任教授、東京大学名誉教授、三菱商事顧問、フジテレビジョン特任顧問。1947年、札幌市生まれ、北海道大学卒。学術博士(東京大学)。カイロ大学客員助教授、東京大学教養学部助教授、トルコ歴史協会研究員、ハーバード大学客員研究員、政策研究大学院大学客員教授、東京大学中東地域センター長などを経て、東京大学教授を2012年に退官。発展途上国研究奨励賞、サントリー学芸賞、毎日出版文化賞(二回)、吉野作造賞、司馬遼太郎賞を受賞。2006年、紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

131
これは文春新書で「歴史の作法」という題名で出版されていてそれを若干改訂して文庫本にして出したものです。新書でも読んでいますが、やはり歴史の勉強をするのにこの本は入門書的な位置づけで何度読んでも飽きないというか参考になります。東京大学の教養学科の学生向けに講義したものが元ネタとなっているので参考文献もしっかりしています。いつ読んでも読まなければという本が多いのですが、全然進みません。読もう読もうという掛け声だけが頭の中に渦巻いています。2016/10/17

isao_key

6
歴史の見方、捉え方を古今東西の書物から選別し紹介しながら、自身の考えを示される。トゥキュディスを引き合いに、「歴史とは、理解することなのであり、それは言葉を使って書かれるそのものなのです」と述べる。陸奥宗光が土佐立志社の一部と共謀し政府転覆計画に連坐し、戦後逮捕されていた時、獄中で荻生徂徠とジェレミー・ベンサムに親しんだ。その荻生徂徠について、ある主体の行動によって制度が実現しても、その活動が実を伴わないと制度も失われてしまうという循環論で歴史を捉えたと評価している。松陰も歴史の作法を知ることを重んじた。2015/07/14

Yuri Mabe

5
難解すぎる。歴史認識を巡ってこれでもかというほど議論が展開できるとは唖然。私には理解が追いつかず肝心の歴史とは何かが全く見えてこない。気候変動やDNA分析などの科学的な歴史実証について言及されてない点、古典な印象。2016/02/25

my

4
私たちはなんのために歴史を学んでいたのか、確認する意味も込めこの本を読んでみました。歴史に刻まれた普遍的な法則というものを探すのではなく、無常に流される時間の中で一人一人の人間が下す判断を現在に蘇らせ、時には残酷な過去も受け入れて現在を生きていくことを促す筆者には一定の共感を持ちます。時にはある人の健康状態が歴史の結末を変えてしまう。その人の心理は如何程か、理解することで現在の視点から新たに見えてくるものがあるのかもしれません。2016/01/01

バルジ

3
古今東西の歴史家達が論じた「歴史」の構造を縦横無尽に語り尽くす贅沢な1冊。ヘロドトスや司馬遷といったお馴染みの歴史家だけではなく、近代アラブの歴史家や伊達千広といったマイナーな人物まで射程を広げ語っているのが良い。単に事実のみを羅列するのではなく、一定の枠組みの中でいかに事象を取捨選択しその時代を映し出せるのか、著者は悩みに悩んでいたことが窺える。所々に細分化し枝葉末節に拘る「歴史学」への不満や単なる観察者として行為者を批判するだけの知識人への冷ややかな目が現れるのもまた山内先生らしい。2021/01/30

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