出版社内容情報
消費増税、財政破綻……。経済に関する報道は実は間違いだらけ! 騙されないための「数学的思考」が身につく、日本一シンプルな入門書。
【著者紹介】
嘉悦大学教授
内容説明
消費税増税の是非は?日本は財政破綻寸前か否か…。政治経済に関する報道は、実はウソが多い。そして、そのウソは、「高校レベルの数学」さえできれば、誰にでも見抜くことができるのだ。本書は、理論派で知られるエコノミストが、経済・ビジネスに役立ち、騙されないための「数学的思考」を徹底講義。この一冊で、あなたの世の中の見方が変わる!
目次
1日目 増税論者の嘘を見抜く(復興財源は増税なしで確保できる;東電値上げ打診の胡散臭さ;消費税増税は要らない;そもそも「財政破綻」キャンペーンが大嘘;世にも珍しい日銀の「デフレターゲット」政策)
2日目 みんな、なぜ騙されるのか(定義に無頓着な人は騙される;カメの歩みについて;中学・高校の数学を勉強し直そう;「考える」とは持続的に考えること)
3日目 マクロ経済学のイロハを知ろう(マクロ経済を勉強して財務省に対抗しよう;マクロ経済学の先端をかじる;なぜ日本からは経済学のノーベル賞受賞者が出ないのか)
著者等紹介
高橋洋一[タカハシヨウイチ]
株式会社政策工房代表取締役会長、嘉悦大学教授。1955年、東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。80年、大蔵省(現財務省)入省。理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、国土交通省国土計画局特別調整課長、内閣府参事(経済財政諮問会議特命室)などを歴任し、2006年より内閣参事官。07年に財務省が隠す国民の富「埋蔵金」を公表し、一躍、脚光を浴びる。08年、退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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